1. スリスリが増える
猫が寂しさを感じると、スリスリが増えるということが研究結果で出ています。留守番がいつもより長かった時など、帰宅した飼い主さんに顔を擦り付ける時間が長くなったのだとか。寂しいという感情が溢れ、そのような行動に出たのでしょう。
ですから、猫がいつも以上にスリスリしてくると思った時は、とても寂しさを感じているのかもしれません。たくさん構って、心を満たしてあげましょう。そうすれば満たされて落ち着くはずです。
2. やたらと鳴く
やたらと鳴く場合もあります。きっと「寂しぃぃ〜い」と言っているのでしょう。「アオーン」のように遠吠えに近い声を出すことも。また飼い主さんにまとわりついて鳴き続けるかもしれません。
そんな時は少し時間をとって、優しく声かけをしながら撫でてあげましょう。きっと落ち着いてくれます。猫にとって頼りは飼い主さんだけですから、しっかりとケアしてあげましょう。
もし寂しさを抱えたまま気持ちが満たされないでいると、ストレスとなって体調を崩してしまう可能性もあります。十分気をつけてあげてください。
3. ベッタリ
飼い主さんにベッタリとくっつく場合もあるでしょう。側にいるか飼い主さんの上に登ってくるか、行動は猫次第。自立している猫はそっと寄り添うかもしれませんし、甘えん坊な猫は無遠慮にドカッと体の上に座るかもしれません。
とにかく飼い主さんの側にいたがる時は寂しさを感じているのでしょう。意識を猫の方に向けて構ってあげましょう。
4. 邪魔猫に変身
飼い主さんの作業を邪魔する「邪魔猫」に変身することも。強引に気を引きにかかります。確実に確信犯です。
良くあるのが、飼い主さんが使っているパソコンのキーボードの上に乗ったり座ったりするパターン。とてもじゃないけど作業どころではありません。どうしたって猫を構わなければいけなくなってしまうので、彼らの思う壺となります。
そうすれば、飼い主さんが構ってくれることをちゃんと分かっているのでしょう。さすがは猫。賢いです。
5. 反応してくれない
寂しさを感じていると、反応してくれなくなることもあるようです。いじけてしまっているのでしょう。いつもなら名前を呼ぶと何かしら反応を示してくれるのに、無反応な場合はよほど寂しさを感じているのかも。
そんな時は猫に嫌がられない限り、飼い主さんの方からアプローチしてみましょう。優しく撫でればご機嫌が良くなって、いつもの通りに戻ってくれるかもしれません。もしくは大好物のおやつをチラつかせるときっと、ご機嫌を直してくれるでしょう。
まとめ
猫が寂しいと思っている時は少しいつもとは違う行動に出ます。なるべく察してあげられると良いですね。どうして寂しい思いをしているのか、その理由を探ることも大切です。猫がいつも上機嫌でいられるように気遣ってあげましょう。