忘れちゃったの?久々の再会を猫が喜んでくれない理由3つ

忘れちゃったの?久々の再会を猫が喜んでくれない理由3つ

久しぶりに実家の愛猫にあったとき、知らんぷりをされてしまった。まるで初対面かのように警戒されてしまった。そんな経験はありませんか?はたして猫はなぜ久しぶりにあった人に対して素っ気ない態度をみせることがあるのでしょうか。考えられる3つの理由をお伝えします。

1.忘れている

こちらを見る猫

何年かぶりに実家に帰って愛猫に会ったとき全然喜んでくれなかった。という経験をもつ人は少なからずいるそうです。なかには愛猫を触ろうとしたときに「シャーっ!」と威嚇されてしまった、という人もいるのだとか。

なぜ猫は久しぶりに会った人に対してこのような行動をみせるのでしょうか。理由はいくつかあるのですがその1つとなるのが『忘れている』です。猫は短期的な記憶力は優れていて長期的な記憶力は苦手だといわれています。

数か月や1、2年ほどでしたら相手のことを覚えているのですが、3年以上経つと忘れることが多いという話もあったりするのです。もちろん、猫によって記憶力は違いますので一概にはいえませんが、愛猫と数年ぶりに会ったときに警戒されてしまったときは記憶がおぼろげになっている。といえるかもしれませんね。

2.拗ねている

拗ねている猫

愛猫と数か月ぶりに会ったとき、あまり喜んで来てくれなかった。こちらを気にしているように物陰からずっと様子を見てくる。そんな素っ気ない態度をされてしまった場合は、「今までどこ行ってたんだニャー」と少し拗ねているのかもしれません。

もしくは久しぶりにあなたと会うことで照れくさく感じ、甘えることができなくなっている可能性もあります。少しそっとしておくと、おそらく愛猫の方から構ってほしそうに来てくれると思いますので、近づいてきたら可愛がってあげましょう。

全然側に来てくれない場合は、ゆっくり手を差し出しながら愛猫に少しずつ近づくのも良いと思いますよ。あなたのにおいを思い出して、甘えたくなることでしょう。

3.優先順位が変わってしまった

横を向く猫

昔は一番仲が良くて懐いてくれていたのに、久しぶりに愛猫に会ったら全然喜んでくれない。他人のような素振りをされてしまった……、そういったときは『優先順位』が変わってしまった可能性があります。

猫は単独行動をしながら生きてきた生き物ですので、飼い主に懐きにくいといわれることが多いですが、実際は飼い主にとても懐きますし仲間意識もあったりします。

さらに家族数人で猫を飼っている場合は一番仲の良い人、友達のような人、仲間だと感じているけれど特に気にしない人。といった具合に優先順位を決めて接することが多いといえます。ですので、実家にいる愛猫や知り合いに数か月預けていた愛猫と再会したときに、なんだか距離感を感じる……と思ったときは、愛猫の中であなたへの気持ちや仲良し度が変わってしまったのかもしれません。

とても寂しく感じてしまうでしょうが、愛猫と一緒に同じ時間を過ごしてあげることで少しずつあなたへの気持ちを取り戻すと思いますので、残念がらずにスキンシップをしたり遊んであげたりして、可愛がってあげてくださいね。

まとめ

不審げな目で見る猫

久々に再会したときに猫が喜んでくれない理由は主に3つあります。

  • 忘れている
  • 拗ねている
  • 優先順位が変わってしまった

数年ぶりに猫と再会したときに喜んでもらえなかった場合は忘れられている可能性が少なからずありますが、猫はとても賢い生き物なのできっとあなたのことを覚えていると思います。

ただ、久々にあなたと会ったことで距離感を掴みにくいと感じているのかもしれませんね。素っ気ない態度を見せるけれど気にしているように観察してくる。そんなときはあなたからゆっくり距離感を縮めながら接してあげると、また良い間柄になれると思いますよ。

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