1.キャリーを出す
動物病院に行く時、もれなく猫が入れられるキャリーケース。それをゴソゴソ出してくると察知して、ささ〜っと素早く逃げてしまいます。こうなると捕まえるのがかなり難しくなってしまいますので、ご注意ください。
対策としてはキャリーをいつも猫がいる場所に出しておくこと。生活の一部になれば警戒されることはありません。病院に行く時だけキャリーを出すとすぐに気付かれてしまいます。
2.爪切りを取る
猫が苦手とするお手入れの一つ、爪切り。飼い主さんが手にすると勘が良い猫は逃げてしまうでしょう。近づく時はさりげなく、そして爪切りは隠しておく方が無難です。
なんの気なしに近づいてホールドし、素早くカットしてしまいましょう。どうしても猫が嫌がる時には解放してあげてください。無理やり押さえつけると、もっと爪切り嫌いになってしまいます。一気に切らなくても何度かに分けても問題ありませんので、猫のご機嫌をとりながら行いましょう。
3.歯ブラシの準備をする
歯磨きも嫌がるお手入れの一つです。歯ブラシを用意しているとすぐに察してしまいます。猫に気付かれないようにしましょう。
どうしても嫌がる時は歯ブラシではなく、古いTシャツの切れ端などで口の中のネバネバを拭き取るだけでもOKです。それもできない時は歯磨きおやつなどを取り入れてみましょう。ただ効果はやはり歯ブラシがベストです。
4.出かける準備
飼い主さんが出かける準備をする時に行う行動、例えば鍵のジャラジャラ音が聞こえる、カバンを持つなどをすると「でかけちゃうんだ!」と分かってしまいます。分離不安気味な猫は不安を感じるかもしれません。
この場合、そのルーティーン作業を崩す必要があります。カバンを持つのに出かけないなど色々試してみましょう。日頃からあまり猫にベタベタしすぎないようにするのも大切です。
5.ブラシを用意する
ブラッシングを嫌がる猫もいます。ですから飼い主さんがブラシを持っただけでどこかへ逃亡を図ります。
ブラッシングは抜け毛を取り除いたり血行を良くしたりと良い面が多いので、なるべくできるようにしておいた方が良いでしょう。
ブラシの種類によって嫌がらないこともあります。猫好みのものを探してあげてください。最初は慣れさせる目的で、歯ブラシで顔付近をブラッシングするのもオススメ。
まとめ
猫はとっても察しの良い動物です。特に自分にとって嫌なことが降りかかろうとしている時は、敏感に察知して逃げるなどの予防策をとります。
なるべくなら猫が嫌がることはしない方が良いのですが、必要なことはやらなければいけません。そんな時はどれだけ気付かれないかがポイントになります。猫に気取られないよう、ご注意ください!