猫はどんな姿でリラックスしてる?
猫ちゃんと一緒に暮らしている飼い主さんから見れば、愛猫がリラックスしてくれると嬉しくなると思われます。目を細めてウトウトと寝ている姿を見るだけで、こっちまで癒されます。
しかし、猫ちゃんがリラックスしている姿はそれだけではありません。もしかすると飼い主さんが気づかない仕草でアピールしていることもあるかもしれません。
ここでは一度愛猫のリラックスしている仕草をまとめていきます。ぜひ愛猫を観察しながら同じ仕草がないか探してみて下さい。
1. すぐに動けないポーズをとる
猫ちゃんがすぐに動けないポーズをとるときは、リラックスしている状態を表すことが多いです。本来警戒心の強い生き物であるにも関わらず、動けないポーズをとるということは「ここには自分に害を及ぼすものはいない」と判断しており、リラックスできると思っています。
例えば有名なのが香箱座りです。前足を体の中に折りたたんで座る姿なのですが、逃げるにもワンテンポ遅れてしまうポーズです。信用している人の前でしか見せない姿の1つです。また同時に耳が前に出ており、瞳孔が半分くらいになっているとリラックスしている表情といわれています。ぜひ顔の表情にも注目してみて下さい。
2. 背中を見せる
よく筆者の愛猫もやっているのですが、飼い主さんがパソコン作業や読書にふけっているときにふと視線をうつすと、猫ちゃんが丸まって背中を向けて、どーんと横に座っていることがあります。
これは「背中を任せる、もしくは背中を見せても問題ない」と判断されており、動物にとって危険な「後ろ」を任せられるくらい信頼できますという意味です。安心できる人に向けてしか見せない座り方なので、もし見つけたときはコミュニケーションの意味をこめて、優しく撫でてあげましょう。
3. フミフミする
前足を使ってよく毛布の上で見られる行為が「フミフミ」です。している最中はゴロゴロ音も鳴っているので、リラックスしていると分かりやすい仕草かと思われます。
母猫のことを思い出しながらリラックスしている最中なので、飼い主さんはなるべくその時間は邪魔しないように努めてあげて下さい。ふかふかの素材の上にいるときに見かけやすいので、猫ちゃんのお気に入りのスポットには、柔らかい素材のタオルケットなどを置いておくといいかもしれません。
まとめ
今日のねこちゃんより:うり♀ / 1歳 / ブリティッシュショートヘア / 4.2kg
猫ちゃんを飼っている人であれば少し観察してあげると、愛猫がリラックスしているのか怒っているかといった、変化を見極めることができるかと思います。
しかしまだ、触れ合った時間が少ないために分かりにくいという人は、ぜひ遊ぶ時間を増やしてあげて猫ちゃんと仲良くなりましょう。