猫が噛んでしまう主な理由
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猫が噛む理由として「狩りの噛み」「嫌で噛む」「転嫁行動」「痛くて噛む」と大きく分けられます。野生の本能的な狩りの気持ちから楽しく遊び気分で噛む場合や、撫でられたりブラッシングをされ過ぎて嫌という気持ちから噛む場合はあまり問題はないでしょう。
しかしストレスの転嫁行動で噛む時や、身体の調子が悪く噛む場合には原因を探る必要があるでしょう。
1.「痛い!」とその場で言う
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猫から噛まれて嫌なときは「痛い」と言って猫の側からサラっと離れましょう。「痛いでしょ〜?」と話しかけたりすると、飼い主は喜んで相手をしてくれていると猫が勘違いしてしまいます。相手にならないことで、猫が噛む事自体に飽きる可能性があります。
逆に「痛い!!!!」と叱ったり怒ったり、叩いたりすることは絶対にやめましょう。体罰には噛み癖を治す効果は全くありません。止めさせる方法ではありませんが、猫の様子に見慣れてくると噛む瞬間が分かりますから噛まれる前によけましょう。
2.噛むおもちゃを与える
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小さな頃からおもちゃでなく、手で遊ばせていた場合は手を噛む癖がついてしまっている可能性があります。今からでも遅くないので、戯らす物を手からおもちゃに変更して、手を遊び道具と思わせないようにしましょう。
3.ストレスを発散させる
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八つ当たりに近い転嫁行動で噛み付く時は、猫の不安やストレスを無くすようにしてあげましょう。スキンシップ不足など、ストレスを溜めている猫には時間を作り遊びましょう。猫が遊んで欲しくて、近くに寄ってきたタイミングも逃さないようにしてくださいね。
4.病院へ連れて行く
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撫でてすぐに噛み付いてくる時は、身体が痛く怪我をしていたり、噛むだけではなくぐったりしている場合は、病気の可能性があります。すぐに病院に連れていきましょう。
まとめ
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猫の「噛み癖」を治したい!やめてもらう方法4つについてお伝え致しました。
猫同士で暮らしていれば、遊びの中で噛まれる痛さを勉強する事ができますが、早くに親や兄弟から離されてしまった猫は学ぶ事ができません。イエネコとして迎えた猫に伝える努力は、家族として必要ですよね!