1.小柄で細身の人を好む
猫はどちらかと言えば、大柄でがっちりした筋肉質な見た目の人よりも、小柄かつ細身の人の方に懐きやすいとされています。
よく猫と仲良くなるコツとして、上から見下ろすように話かけるのはNGというのを聞きますが、猫はとても臆病なので大きな体でがっちりした人の方が、威圧感のようなものを与えやすいのかもしれません。
また、性別においても猫は男性よりも体のラインが曲線的で、優しげに見える女性を好む傾向にあるともされています。このことから体つきが大きめでがっちり体型の人は、猫と接する時には警戒心を強くさせないように、姿勢を低くして優しく声かけするといいかもしれません。
2.低い声より高い声の人が好き
猫は人間で言うならば、ソプラノのような高い声を好むとされています。あるアメリカの動物学者は低い音は動物の威嚇である唸り声を連想させるとしていることから、猫にとっても低い音は好意的に感じられないのかもしれません。
よって自分の声がちょっと低めであると思う人は、いつもより高めの音を意識して猫に話しかけてあげると、懐かれやすくなるかもしれません。
3.落ち着いていて挙動不審ではない人
これは筆者の経験談で相手は犬なのですが、猫にも当てはまるといえる好かれやすい人の条件です。逆に言うと嫌われにくい人とも言えるかもしれません。
筆者は昔とある企業に用事があって訪問したのですが、その会社では入口の所で犬を放し飼いにしていました。もちろんこの犬は人を追いかけたり、噛んだりするような子ではなく他の人に対しても、とても穏やかに接している性格でした。
しかし私は初めて訪問した先なので入口が分からずウロウロと迷っていて、それが犬にはとても怪しく見えたようです。そのため会社から出るまで顔を合わせるたび、そのワンちゃんに唸られていました。
これは犬のみならず、他の多くの動物にも言えることで、猫も落ち着きなくソワソワしている人に対しては警戒心を持ちます。よって猫と接する時には、可愛いのでテンションも上がりがちになりますが、落ち着いた態度で急に動いたりせず、スローなモーションで接する人の方が好かれやすい、と言えるでしょう。
4.猫の嫌いなにおいのしない人
猫が好きなのだけどイマイチ懐かれにくいというのであれば、もしかしたら接し方には問題はないのだけれど、身に付けているにおいが原因で、猫達に避けられている可能性もあるでしょう。
例えば猫は、柑橘系のにおいがとても苦手と言われているので、そういったフレーバーの香水を付けていて猫が寄ってこない可能性もあるでしょう。タバコのにおいなども同様でしょう。
とても猫好きでもっと猫に懐かれたいと感じているならば、やはり香水を付けないようにしたり、猫の嫌うにおいを身にまとわないようにする必要があるかもしれません。
まとめ
今日のねこちゃんより:ごましお♀ / 黒ブチ / 3kg
いかがでしたか?猫に好かれる人の特徴というのはいろいろなものがありましたが、基本的には怖がらせない、警戒心を与えないことが好かれる人の条件と言えそうです。
また、それ以外にも猫はにおいに敏感などの面もありますから、仲良くなりたい猫がいる場合は、できれば香水などは身にまとわない方が好かれやすくなるかもしれません。