猫とのスキンシップ不足がもたらす良くないこと3つ

猫とのスキンシップ不足がもたらす良くないこと3つ

人間関係で自分と他人との距離感を作ったり保ったりする事が大変なように、飼い主と猫との間柄も難しいようです。ちょっとした時間を猫へ作ってあげる事ができなかったときは、猫にどのような変化があるのか見てみたいと思います。

1.過剰に甘えてくるように!

必死で鳴く猫

スキンシップ不足により、今までは上手に距離感を保っていた猫が突然にベタベタしてきたり、飼い主が出かけるのを嫌がり、過剰に甘えてくる事があります。甘えるだけではなく出かける時に大きな声で鳴き続ける猫もいます。

気の向くままに甘えるのが猫の特徴ではありますが、飼い主との触れ合いの時間も非常に大切にしています。日常的に飼い主に甘えられていないと、過剰にベタベタしてしまうのは人間も一緒ですよね。

2.グルーミングをし過ぎてしまう!

尻尾の付け根を舐め続ける猫

スキンシップ不足でストレスを溜めてしまい、同じところを何度も舐めて脱毛を作ってしまったり、皮膚炎を起こしたりする事があります。

猫は綺麗好きなので、自分で自分の体を隅々まで舐めて清潔を保っています。もしも身体全体ではなくしつこく同じ場所を舐め続ける時は、過剰なグルーミングと考えられるでしょう。逆にスキンシップ不足から、猫のルーティンワークであるグルーミングをしなくなってしまう猫もいるようです。

3.異常な行動を起こしてしまう!

トイレットペーパーを散らかす猫

スキンシップ不足によって起こる異常な行動としてウールサッキング、トイレの粗相などがあります。帰宅するとセーターや絨毯、クッションなどが壊されていたり、今までに失敗をした事がないのにトイレの粗相をしている時は、スキンシップ不足の抗議をしている可能性があります。

なお高齢の猫で、認知症が始まり夜鳴きをする猫もいますが、若齢の猫が夜鳴きをするようでしたら異常行動と捉えられるでしょう。スキンシップ不足から病気になってしまう猫もいます。

スキンシップ不足解消には?

ブラッシングされる猫

一日の中で15分ほど、猫と向き合う時間を作りブラッシングをしたり、猫の大好きな遊びを一緒にしたり猫との接触時間を大切にしてみてください。

猫も飼い主とのコミュニケーションに満足をして、心からリラックして安心をすれば日に日に状況は変化するでしょう。

まとめ

なでられる猫

猫とのスキンシップ不足がもたらす良くないこと3つについてお伝え致しました。猫はツンデレと言いますが、寂しがりな猫も多くいます。飼い主さんと愛猫に合うスキンシップを行えるように、お互いに交わる点を見つけておきたいですね。

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