1. もういい!
撫でてと言われてナデナデし、猫も気持ち良さそうにゴロゴロ言っていたのに…。突然怒り出し、攻撃されてしまった。こんな理不尽なことってありますか?
もし人だったら許されまじき行為。それが猫の場合、十分にあり得ることなのです。撫でられるのに満足したら突如として気分が変わり「もういいにゃ!」となります。
攻撃する前にそろそろヤメてサインは出しているのですが…。飼い主さんが気づかずに撫で続けていると、ガブッ。もしくはパシッとなります。それがさも、突然怒り出したかのように見えるのです。
猫を撫でる時は、気をつけたいですね…。
2. 喧嘩売ってるの?
見知らぬ猫と目が合ってしまった。なんとなく反らせず、そのまま見つめていたら急に怒り出してしまった。これもあるあるです。
猫界では相手と視線を合わせるのは、喧嘩を売っていることになるのです。人同士の場合は逆ですね。ですので、人界のルールで接してしまうと大変なことになってしまいます。
特に初対面の猫の目は、絶対に見つめないようにしましょう。もし合ってしまったら、すぐに反らすかゆっくりとまばたきすると良いでしょう。敵意がないことを伝えることができます。
信頼関係のある猫の場合は、多少見つめても大丈夫です。でもまばたきをすることで愛情を送れるので、できればそのようにするとベターです。
3. 痛いっっっ
小さな猫。足元にいることに気がつかず、踏んでしまったことはありませんか?または、ドアに挟んでしまったなど。痛い思いをすると猫は突如として怒り出すでしょう。
ケガに繋がる恐れもありますので、十分に気をつけなければいけません。足音があまりしないので、飼い主さんの真下にいると意外と気がつかないことが多いです。
常に猫に注意しながら、行動すると良いですね。
4. 知らにゃいヤツいる!!
猫は見知らぬ猫の存在に敏感です。窓の外にチラッと姿が見えただけでも、過敏ともいえるくらいに反応します。ナワバリ意識があるからでしょう。
室内飼いの猫は、家の中を自分のモノとしています。そこに知らない猫が来たら、それはもう大騒ぎ。「誰だお前〜!出てけ〜!!ここは自分のナワバリだぞ」と必死で守りに入ります。
新入り猫を迎える時は、そのことを先住猫に時間をかけて理解して貰わなければなりません。飼い主さんが焦らず、行っていきましょう。あまり介入しすぎるのも良くありません。時には猫のことは猫に任せることも必要です。
5. 具合悪いの…
体調が悪い、体に痛みがある部分があるなどで、触ろうとすると怒ることがあります。猫が隠れて出てこない、いつもと様子が違うなど変だと感じることがある場合は、早めに受診しましょう。早期の対処が、命を救うことになります。
通常、体調が悪くてもいつも通りに生活をする生き物です。それが態度に現れるということは、かなり重症になっているケースがあります。少しでも様子がおかしいと感じたら、ためらわずに受診することをオススメします。
まとめ
何も理由がないのに猫が怒り出すことは、ないでしょう。そこには何かしら、あるはずです。もし猫が怒っていたら、何が原因なのかを考えましょう。取り除けることは取り除き、ストレスを感じないようにしてあげてください。