甘えんぼうの猫の傾向
猫ちゃんの性格にも多くの種類があり個性があります。その中でも甘えん坊な性格の猫ちゃんは愛らしいと感じる事が多いものですが、ご自身の愛猫はいかがでしょうか。
オス猫の場合
一般的に性別はメスよりも、オスの方が甘えん坊の性格をしていると言われています。ただし去勢をしていないオスの猫ちゃんは、発情期にメス猫を取り合って喧嘩したりテリトリー争いをしたりと、少し狂暴な性格だったりすることがあります。しかし去勢手術後ではホルモンバランスが変化することにより、性格も落ち着き子猫のように本能に従って生活するようになる子が増えます。「お腹が空いた」「遊んで」と飼い主さんに甘えるようになってくるのです。
メス猫の場合
一方でメスの猫ちゃんは、子育てをするという点で守ろうとすることが多いので、神経質だったり警戒心の強い子の割合が多いのです。もちろんあくまで統計なので、後天的に環境によって性格は形成されることも多いので、参考程度です。ここでは甘えん坊な性格の猫ちゃんがする、仕草や行動の一部を紹介していきます。
1. 喉をゴロゴロ鳴らす
定番ですが、猫ちゃんが喉をゴロゴロ鳴らしているようであれば、甘えてくれている証拠です。具合の悪いときもゴロゴロ鳴らすこともあり、一部例外な場合もあるのですが大半は甘えるときにする仕草です。母猫を思い出し、飼い主さんを母猫のように慕ってくれている意味ですので、そんなときは飼い主さんも思いっきり甘えさせてあげて下さい。
2. スリスリしてくる
一緒に生活していると、猫ちゃんが頭や体をこすりつけてくることはありませんか。これはマーキングしようとしている可能性が高いです。自分のにおいをつけることで安心しようとしているのです。飼い主さんに行なうことで「この人は自分のもの」というアピールになりますし、甘えている行為でもあるのです。
飼い主さんが家から帰宅したときやお風呂上りなどで、それまでのにおいが消えたときにされることが多いと思われます。また「遊んでほしい」や「構ってほしい」といった意味ですることも多いです。
3. 膝の上に乗る
猫ちゃんが当たり前のように膝の上に乗ってくるのであれば、それはある一定の信頼関係がないとできない仕草です。「撫でて下さい」というアピールでもあるので、飼い主さんに甘えているのです。その他本を読んでいるときにどーんと目の前に来て邪魔しているときも、同様の意味です。
まとめ
今日のねこちゃんより:まかろん / ♂ / ラガマフィン / 2.2kg
愛猫と一緒に過ごすほど、信頼関係は強まり甘えてくれるようになります。飼い主さんもその瞬間の猫ちゃんの仕草や行動はぜひ覚えて置いて下さい。猫ちゃんの気持ちを理解する手がかりになってくれるはずです。