猫を飼う前にチェックしておくべき6つのこと

猫を飼う前にチェックしておくべき6つのこと

猫を飼うにはどのような事が必要でしょうか?終生飼養をするためにも生半可な気持ちで猫を家族に迎えてはいけません。金銭的な部分、精神的な部分など様々な切り口から考えてみたいと思います。

1.猫を最期まで飼う覚悟がありますか?

男性に抱っこされて幸せそうな猫

猫を飼うとは、猫の神様から命を預かることです。途中で投げ出したりせず、日々のお世話ができるでしょうか?会話も通じない猫との暮らしに嫌気がささないでしょうか?ほぼ人間の思う通りには動きませんが、一生大切にできますか?そして悲しい、苦しい姿になっても、最期までみとれますか?

2.猫アレルギーの家族はいませんか?

アレルギーのある女性に抱かれる猫

案外多いのが、猫アレルギーを持っている家族に気が付かず猫を家族に迎えてしまうことです。猫アレルギーの症状は軽度から重度まで、人それぞれに違います。ただし重度の場合は命の危険もあり、これ以上一緒に猫と暮らすことができなくなってしまうでしょう。

最初は可愛がっていた愛猫に対しても、辛い症状が出てしまうことで猫との接触を避けるようになったり、猫を嫌いになったり、家族まで猫のことを疎んだりする可能性も出てきます。猫を隔離、もしくは里子に出さなければならないかもしれません。

このように無責任なことにならないよう、猫アレルギーを持つ家族が自分を含めていないか、しっかりと確認しましょう。

3.猫を育てるための費用を理解していますか?

ドル札に顔を置く猫

生き物である猫は、家に迎えて「可愛いね!」と喜んでばかりはいられません。

猫一匹を育てるには日々の食事代、トイレやトイレの砂代、ワクチン接種、定期検診、病気になったときの病院の費用など、必要になってきます。

猫とともに暮らす生涯費用は、平均寿命を16.4歳と考えて約150万前後と言われていますが、持病があったりプレミアムフードを与えたりすると、際限なくあがってきます。

4.近くに動物病院がありますか?

動物病院のベッドに乗る猫

動物病院も人間の病院と同じくらいに存在していますが、飼い主と猫のお互いが信頼できる動物病院は近い距離にあるでしょうか?

生き物には何が起こるか分かりませんので、遠くて信頼できる病院ではなく、近くて信頼できる獣医師を探せないといけません。

そして、飼い主が獣医師に不信感を抱き、信頼関係を持てないと愛猫にも伝わってしまいます。

5.猫のお世話ができますか?

少年と一緒に遊ぶキャットタワーの上の猫

猫のお世話のために使う時間を確保できますか?毎日のトイレの掃除や食事の準備など、同じことを繰り返して日々を過ごさなければなりません。そして猫が要求してきたら遊ぶ、そして猫のためにキャットタワーやおもちゃを買ってあげる必要もあります。

6.猫のために部屋が破壊されても大丈夫ですか?

ソファーで爪とぎをする猫

猫は人間の思うようには全く動いてくれませんが、怒らないでいられますか?爪とぎを用意していても壁や大切な家具で爪をとぎ、ボロボロにしてしまうかもしれません。猫の縄張り主張のために臭い尿を部屋にされてしまうかもしれません。

そして年齢を重ねて排泄が上手にできずに、家の中がトイレ臭くなってしまうかもしれません。人間の環境が壊されても大丈夫ですか?

まとめ

なつ&ゆず

猫を飼う前にチェックしておくべき6つのことについてお伝えいたしました。

猫と暮らすには様々な関門があります。不幸な猫を誕生させないためにも人間側がじっくりと考えましょう。一つの命を預かる覚悟を持てたときは、ぜひ家族に迎えてあげてくださいね。

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