猫以外にもいる?!色んな「チンチラ」の謎

猫以外にもいる?!色んな「チンチラ」の謎

猫の名前でチンチラと呼ばれる種類がいますが、実はチンチラと呼ばれるのは猫だけでなく、ネズミやウサギにも同名の生き物がいるようです。さらに猫のチンチラという名前も一見、猫種の名前のように思えますが、実は毛色を表しているだけで猫の種類そのものを表しているわけではないそうです。今回はそんなちょっとややこしい様々なチンチラについてまとめてみました。

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チンチラの元祖は南米に住むネズミ

ネズミのチンチラ

チンチラという名前の元になったのは、南米のチリに住むチンチラという齧歯類(げっしるい)です。このチンチラは集団で山岳地帯に住み、主に草や根といった植物を食べて暮らしています。最近ではその可愛らしい姿からペットとして飼育する人も増えていますが、実はワシントン条約に指定される動物でもあり、野生下では数が激減している絶滅危惧種でもあります。

チンチラは非常に柔らかい、ビロードのような銀灰色の被毛を持っており、その美しい被毛に似た被毛を猫やうさぎでも再現させることができないかと思った人達が、後のこれらの毛皮を持つ個体を品種改良によって生み出しました。つまりチンチラという名前の元祖は、この南米に住むネズミであるということになります。

あのキャラクターのモデル?

ちなみにこのチンチラは一説によると、ジブリのトトロのモデルでは?と言われたりもするそうです。確かにトトロはむっくりとした体型といい、頭の上についた立耳といいちょっとチンチラに似ていると言えなくもないかもしれませんね。

ウサギと猫のチンチラについて

ウサギと猫

このように、銀灰色の美しい被毛を持つチンチラの毛を再現するべく、世界では猫やウサギの品種改良が行われました。猫については1880年代のイギリスでペルシャ猫の交配を重ね、銀色の美しい毛皮を持った猫が誕生し、20世紀初頭にはフランスでチンチラに似た毛皮を持ったチンチラウサギが生み出されました。

そして人々が皆、このチリのねずみのような美しい被毛を見事に再現できていると思ったからなのか、ネーミングは共通のチンチラとなりました。

今ではウサギなどはチンチラウサギと呼んで区別していますが、チンチラとウサギ両者とも草食性であったり、見方によってはちょっと似ている?とも言えなくもない姿をしていることから、動物にあまり詳しくない人は混乱してしまうこともあるようです。

猫のチンチラは猫種名ではない?

ペルシャ猫

猫のチンチラというと、猫種名と勘違いしそうになってしまいますが、実はそうではなくシルバー、ゴールデンといった被毛を持つペルシャ猫の一部をチンチラと呼ぶそうです。

元々のネズミのチンチラの毛は銀灰色で、茶色っぽい被毛を持つゴールデンについてはもはや、原型の色を留めてはいませんが、ペルシャ猫の毛色は7つに分類されるそうで、その中でそう決められているそうです。

でもチンチラゴールデンはシルバーの被毛を持つチンチラよりも高貴で近寄りがたい雰囲気がなく、どこか親しみを感じるルックスで可愛らしい雰囲気です。

このようにペルシャ猫は毛色によってチンチラと呼ばれたり、逆にそうでなかったりするのですが、名前いかんに関わらずみんな可愛いので、キャットショーに出たりする人は別として普段は気にする必要のないことかもしれませんね。

またペルシャ猫(チンチラ)は性格は比較的大人しめで飼いやすい猫種であると言われ、世界中に多くの愛好家が存在しています。

まとめ

トト

いかがでしたか?チンチラというネーミングは南米に住むネズミが元になって広がっていったものでした。

猫のチンチラはもちろん可愛いですが、ウサギやネズミのチンチラ達についても興味があったらぜひ調べてみてくださいね。猫、ウサギ、ネズミと姿形は全く違いますが、それぞれの可愛さを発見することができると思いますよ。

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