爪とぎと高い所に登ること
爪とぎや登っても良い場所は二ヶ所以上
爪とぎや、高い所に登るのは猫ちゃんの習性ですね。そこで、猫ちゃんが自由に爪をといだり登ったりしてもいいような場所を二ヶ所以上作っておくのがお勧めです。
その代表格がキャットタワー。
D.I.Yが得意な方は、お家の中に猫専用の棚を作るというのも1つのアイデアです。
キャットタワーなど、猫の専用スペースが出来たら、その場所がポジティブなものとして猫ちゃんに受け入れられるようにします。
その場所でエサやおやつを与え、そこでよく遊んであげることです。飼い主さんが出かける前にその場所におやつを置いていくのもお勧めです。
キッチンカウンターやパソコン・テレビ周り
飼い主さんがパソコンを触り始めたりテレビを見始めると、キーボードの上に乗ったり、周りをウロウロしたりとジャマすることってありませんか?
これには、「誘導作戦」で行きましょう!
机の上に空き箱などを置き、「この箱があなた(猫)の場所」と言うルールを決めて、毎回登ってくる度にそちらに誘導します。おもちゃなどで誘導していくうちに慣れてきます。
爪とぎ選びのポイント
- 白を基調としたもの
- ベースの幅が広い(ひっくり返りにくいもの)
- 猫の体長に合った長さのもの
- 木切れやダンボール製のものを置いてみる(置いた状態のものを好む猫もいる)
- ハーネスをつけて監視のもと屋外の木で爪とぎ
新しい爪とぎに慣れてもらうには、飼い主さんが爪でカリカリしたり、おもちゃで誘導します。そしてそこを猫にとって日々運動する場所にしましょう。
その他、定期的に爪を切っておくことも大切です。
悪習慣が出る場所へのアクセス
ダメな場所には行けなくする&アルミホイルで対策
しつけ中は近づかないようにしたい場所へのアクセスを制限します。
もしも隔離する場所がない場合は、問題の場所にアルミホイルを貼ります。
>両面テープも効果的!
アルミホイルで効果がない場合は、両面テープを貼ります。
足がくっつくので猫が嫌い、爪とぎしたり登ったりしなくなります。
両面テープが直接貼れない場所では、ダンボールに貼って置いておくといいでしょう。
モノで物理的に場所をふさぐ
クッションなどを置いて足の踏み場をなくすようブロックするのも試してみてください。
どれも、しつけが終わるまでは同じ場所に置いたままにして、徐々に減らしていきましょう。
しつけ中に起こりそうな例と対策
しつけ中に遭遇する可能性のある例と対策をご紹介します。
例1 上手くいかなくて叱ってしまう
絶対に叱ってはいけません!
「ここでやってはいけない」場所を教えるのではなく「ここならやっても大丈夫」な場所を教えましょう。
登ってはいけないところや爪をといではいけない「ここでやってはいけない」場所でそれをやっていたら、「やっても大丈夫」な場所に連れて行きます。
例2 やってはいけない行動を目撃
しつけはタイミングがすべてです。好ましくない癖が出た時には、すぐに一回手を打ち合わせるなどして音を出して知らせます。
最後の手段は取っておいて
水鉄砲や市販のしつけスプレーもありますが、以上のことを試してもどうしても効果が出ない場合のみの最後の手段としを使用することが望まれます。
まとめ
猫ちゃんたちのどうしてもやって欲しくない癖がなくなれば、お互いもっと心地よく生活できそうですね。
これらのしつけは少なくとも2週間はかかると考えて、愛情を注ぎながら根気よく続けましょう。あくまでも猫ちゃんのストレスにならない程度に、短い練習を1日に数回行うのが理想です。
ご興味を持たれた方はぜひ動画でご覧ください。
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