1.獲物と同じ温度に興味を示す
まだ屋外で暮らしていた猫は、狩りをして食事を満たしていました。猫がしとめることの出来た獲物の体温はほぼ39℃前後であったようです。フードを電子レンジや湯煎で温めることにより、狩りで捕まえた獲物の体温に近くなります。
寒い季節だからこそ、温かいフードにすれば興味を示す可能性もあるでしょう。ちょっと飽きてしまったフードも温めれば、また興味を示してくれるかもしれません。ただし温めると栄養素に影響があるフードは、そのままの状態で猫に与えてくださいね。
2.フードを温めると食欲をそそる
食欲不振の猫に温めたフードを与え食欲が戻ったという話はよく聞きますよね。フードを温めることによってフード自体の匂いが強くなり、猫の嗅覚を刺激し食欲をそそるようです。
寒い上に匂いの少ない冷たいフードには、猫も食欲をそそらないのかもしれません。人間と同じように猫にとっても食事時間は生きる楽しみの一つでしょう。出来る限り猫の「食べたい」という気持ちを、大切にしてあげたいですね。
3.温めると腸の負担が軽減
人間は36℃前後、犬、猫は40℃前後と自分の体温と、同じ温度の食べ物や飲み物が消化しやすいと言われています。寒い季節は特に内臓に負担をかけずに消化吸収できれば、スムーズな食事時間となるでしょう。
4.餌だけではなく水も温めて
フードだけではなく、飲み水も温めると猫に同じような効果が見られます。しかし寒い季節、暑い季節に関わらず冷たい水の好きな猫も勿論いますので、水を替える度に温度の違う飲み水を用意して、猫が状況に合わせて選択をできるようにしておく事が大切でしょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:王雅 / ♂ / ノルウェージャンフォレストキャット / 0kg
寒い季節に猫の餌を温めて与えるメリット4選についてお伝え致しました。わが家の猫も温かなフードや温かい飲み物には食欲をそそるようです。
温かい飲み水を飲みたいときは、こちらを向き要求鳴きをします。猫の好みと合う上に身体にも良ければ一石二鳥ですね!