猫の年齢がわからない!見極めるポイント4つ

猫の年齢がわからない!見極めるポイント4つ

野良猫を拾った場合、その年齢を予測することは大変難しいことと思います。しかし年齢を推定することは、病気の予防やお世話をする上でとても重要となります。猫の年齢はどのように見極められるのか、見るべきポイントに分けそれぞれ詳しく解説したいと思います!

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1. 歯、口腔状態

猫の歯

子猫であれば、歯の状態から月齢を予測することができます。歯は食べるフードによって影響されることもあるので、成猫の場合は歯以外の情報もあわせて確認していきましょう。

歯の色

歯の色は1歳未満の子猫であれば色素沈着していない白い歯がみられます。1歳以降から黄ばみ始め、3~5歳から歯石がつき始めます。

歯の摩耗

歯がすり減ることを摩耗といいますが、年齢を重ねるうちに歯と歯茎は摩耗していきます。歯は5歳から徐々に摩耗し始め、10歳以降のシニア期に差し掛かると大きくすり減っているのがわかります。高齢になると歯が抜けていることも多くあります。

乳歯と永久歯

乳歯の生え揃い方は子猫の月齢を判断するのに役立ちます。乳歯は生後1ヵ月で生え始め、2ヵ月頃に生え揃います。その後、3ヵ月~6ヵ月頃に永久歯へと生え変わっていきます。乳歯と永久歯では本数の違いがあり、乳歯は26本、永久歯は30本です。

2. 目の水晶体

驚いた顔の猫

目のレンズである水晶体に光を当てて、反射光の大きさで年齢を推測します。年齢とともにレンズが濁るという特徴を活かした推定方法ですが、実践がやや難しいといったことが難点です。

やり方としては、猫の瞳から約20cm離れた場所からペンライトを当てます。そうすると瞳のなかにいくつか反射光を目視することができます。最も反射する光は角膜光であり、その他の反射光が「前面光」と「後面光」です。

前面光はペンライトを動かすと同じ方向に動き、後面光は反対の方向に動きます。年齢を推定する際には、この2つの光の大きさを測ります。0~4歳くらいまでは反射光は小さいですが、5歳以降になると徐々に大きく濁って見えるようになっていきます。

  • 0~4.6歳 前面光と後面光は同じ大きさです
  • 4.6~7.5歳 後面光が大きくなり1.5㎜となります
  • 7.6~9歳 前面光は1㎜、後面光は2㎜の大きさになり少しぼやけて見えます
  • 9~13歳 前面光は1.5㎜、後面光は2.5㎜で両方ぼやけて見えます
  • 13~15歳 前面光は2㎜、後面光は3㎜で両方ぼやけて見えます
  • 15歳以上 前面光は3㎜、後面光は4㎜で両方ぼやけて見えます

3. 毛並み

丸くなった猫

猫の毛並みは年齢によって少しずつ変化していきます。また年齢だけでなく栄養状態や口内環境によって変わることもあります。

具体的には、猫の毛は6歳以降になると白髪が徐々に交じり始めて、毛色が薄くなっていきます。そして10歳になると毛づやがだんだんと悪くなり、高齢期では松ぼっくり様の毛並みと表現されることがあります。

しかし毛づやがよくないからといって必ずしも高齢というわけではなく、栄養状態や口内環境が悪い場合にも、毛づやが悪くなることがあります。その場合はそれらの原因が改善されると毛並みがよくなることもあるので、一概に毛づやだけでは判断できないといえるでしょう。

4. 過ごし方

いたずらをする子猫2匹

子猫や成猫、老猫など、猫の過ごし方は個々の違いがあるものの、活発から落ち着いた生活へと変化していきます。成猫では2歳頃より自立を始めると言われており、オスはその頃より発情期となり喧嘩をすることもあります。(性格によって違いがあります)

活発な時期を過ごしたあと、6歳以降から徐々に老化が始まり落ち着いた生活へとシフトしていきます。運動量が減ることで肥満になる猫が増えていくのもこの時期です。10歳以降(シニア期)に入ると寝て過ごす時間が増え、15歳以降では身体能力の低下もありさらにその傾向は強くなります。

まとめ

ノラ

猫の年齢を見極めるポイントは、歯の色やすり減り具合、乳歯と永久歯の生え揃い方。目の水晶体反射光の大きさや毛づや、白髪の有無。そして過ごし方は活発か、落ち着いているかで推測することができます。

しかし育った環境や病気の有無などにより、全ての猫がそれらに当てはまるとはいえません。当てはまるポイントを分析しながら推測し、推定年齢に合わせた生活・ケアが送れるようにしてあげましょう!

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