猫の飼い主の半数が「うちの子はワガママ」
猫を飼っている人1300人に実際に、「うちの子はワガママかどうか」という質問をしました。すると、世間のイメージとは異なりうちの子がワガママだと答えた飼い主は1300人のうちの半数程度でした。
なので、一般的に猫の性格やイメージからワガママだと連想しがちですが実際に猫をワガママだと感じている飼い主は半分程度なので、一概に猫はワガママな動物だとは言えないという事になります。しかし、育て方によっては確実にワガママな性格になってしまうので猫がワガママになるかどうかは飼い主によるところが大きいと考えられます。
どんな時にワガママだと感じるか
猫は24時間いつでもワガママを言っているのではありません。ある特定の状況になるとワガママを飼い主に訴えます。では、飼い主はどんな時にうちの猫はワガママだと感じているのでしょうか。
ヤキモチを焼く時
他の事で少しでも猫ちゃんを構えなかったり、多頭飼育をしていて他の猫ちゃんを構っている場合に「もっとこっちを見て欲しい!私が一番でしょ!」というアピールをする時にワガママだと感じる飼い主が多いです。確かに、人間からすればワガママだと感じるかもしれません。
要求が通るまで鳴き続ける
要求が通るまで鳴き声でアピールしたり、目で訴えたりする行動が目立つ猫ちゃんもいます。例えば、いつも通りのエサで無ければ変えてくれと鳴き続けたり、じっと飼い主を見つめたりするといったような行動を取るようです。また、人間の食べる物を食べたくてずっと鳴いている猫ちゃんもいるようです。
噛む、引っ掻く
何か思い通りにならない事があり、それが飼い主に伝わらないと噛んだり引っ掻いたりする問題行動を起こす猫ちゃんもいます。ダメな事はダメだとハッキリ教えてあげないといけません。
ワガママへの対処法は?
猫のワガママへの対処法はいくつかありますが、最も早くワガママを抑える方法は出来る範囲で猫のワガママを聞いてあげる事です。そうする事によって、猫ちゃんは飼い主が自分を無視していないという安心感に満たされます。
しかし、聞きすぎていると今度はワガママがエスカレートしてしまう可能性が高まるので適当な所で「ちょっと待ってね」って待たせる事も大切です。
また、どうしても猫に構えない時はおもちゃなど発散させる物を与えて少し待っていてもらう方法も効果的です。決してしてはいけない事は無視し続ける事です。
飼い主から構ってもらえない状態が長時間続くと猫にとっては大きなストレスとなってしまいます。そのストレスにより、問題行動に発展する場合もあるので決して無視だけはしないで下さい。
まとめ
猫はワガママだというイメージが一般的に付いています。なので、猫を飼っていない多くの人が猫はワガママだから、と言っているのも頷けます。しかし、実際に猫を飼っている人からするとそこまで猫にワガママなイメージを抱いている人はひじょうに少ない事が分かりました。
しかし、飼い主に対してワガママを言う猫ちゃんがいるのもまた事実です。なので、ワガママに対して適切な対処法をする事でワガママを抑えられる場合もあるので適切なコミュニケーションを取っていきましょう。
時には「もう少し待って」と待たせる事も覚えさせる必要もありますが、出来る範囲でワガママを聞いてあげましょう。決して無視だけはしないように気を付けて下さい。どうしてもワガママを言う猫ちゃんに時間を割けない場合はおもちゃを使ってストレスを発散させながら自分の用事を終わらせていく事が大切です。