猫もヤキモチを焼く?
猫ちゃんも人間のように妬きもちをやくときがあります。可愛らしい姿ですが本人は至って本気ですので、仕草が激しくなるときもあります。どのような状況の時に妬きもちをやく事があるのか、シチュエーションを想定してみました。無いにこしたことはないので、飼い主さんとしても猫ちゃんに少しだけ配慮するように行動しましょう。
1. 他の動物や猫ちゃんに妬いてしまう
よくあるケースともいえるのが、多頭飼いしている家庭で他の猫ちゃんに嫉妬する場面です。飼い主さんが特定の猫ちゃんばかりを可愛がっていると、他の猫ちゃんは嫉妬してしまいます。特に新入りの猫ちゃんばかり可愛がっていると、先住猫は面白くありません。
また、猫ちゃんだけではなく他の動物でも同じです。犬や鳥、ウサギといったものも「大好きな飼い主さんをとられた」という気持ちになり、さびしさから妬いてしまうのです。飼い主さんはなるべく平等に愛情を注いであげるように、気配りしてあげましょう。
2. 人間の赤ちゃんや彼氏・彼女に嫉妬してしまう
今まで居なかった家族が増えて、自分に関心が向かなくなってくると妬いてしまいます。特に赤ちゃんが誕生したときには、猫ちゃんにとって「新入りの者」という扱いですので、急に自分よりも可愛がられて関心が多く向けられてしまうとさびしくなってしまうのです。
赤ちゃんだけではなく、結婚して一緒に住むことになった伴侶でも同じことがいえます。そして、彼氏・彼女ができたときでも同様です。飼い主さんが愛猫のことを構わずに、たまに遊びにきた人に夢中になっていると猫ちゃんは不快を覚えてしまいます。新しい人間を迎えるときは、ぜひ猫ちゃんにも気を使ってあげて下さい。
3. 飼い主さんが他の物事に夢中になっているとき
実は、猫ちゃんは生きている人間や動物だけではなく物にも嫉妬します。例えば飼い主さんがスマートフォンやパソコン、新聞や本に夢中になっていると、猫ちゃんはそれとなく自分を見てもらえるようにアピールをしてきます。
飼い主さんのことが大好きであるがゆえに、自分以外に夢中になってしまうものに妬いてしまうのです。これはぬいぐるみでも同様です。飼い主さんがわざとぬいぐるみを可愛がって猫ちゃんが嫉妬するかどうかの実験が行われたようですが、やはり嫉妬を覚えたという結果が残りました。
まとめ
嫉妬は大好きがゆえにとってしまう行動ですので、猫ちゃんがこのような行動に出た場合はまず構ってあげましょう。スキンシップをとることで、猫ちゃんを落ち着かせることが大切です。