『ビビリ猫』との上手な付き合い方とは?

『ビビリ猫』との上手な付き合い方とは?

猫ちゃんは警戒心のある生き物ですので、臆病な性格の子も多いです。自分の家に迎えた子がビビリな性格の子だったときにどのように対処すべきかをまとめました。

臆病な猫とどう接する?

隠れている猫

大人しい性格の猫ちゃんには警戒心が強く、臆病な猫ちゃんが多いです。猫ちゃん自体が警戒心が強いので、大半は臆病といえるかもしれません。しかしこの性格のせいで、なかなか飼い主さんと絆を深められない子もいます。ちょっとの事で驚いて隠れてしまったり、コミュニケーションをとろうとしてもどこかに隠れてしまっていたりしてしまう中で、どのように接したらいいのかを参考にしてもらえたらと思います。

焦らず、ゆっくり近づく

猫と顔を合わせる女性

ビビリな猫ちゃんと仲良くなるためにはまず焦ってはいけません。その子の個体差にもよりますが根気強く付き合っていても、仲良くなるための期間は1週間かもしれませんし、1年かかるかもしれません。いずれにせよ、その子の性格に合わせてあげなければいけません。

比較的に子猫だと早いと言われていますが、野良猫の場合はそもそも人自体に慣れていないのが原因かもしれません。愛情をもって根気強く向き合う必要があります。また、猫ちゃんには基本的に近づく際はゆっくり近づいて下さい。そもそも自分よりも大きな生き物がスピードをもって急に近づいて来ると、猫ちゃんではなくても怖いのではないのでしょうか。

大きな音や声をあげない

音楽機器にいる猫

猫ちゃんは性質上大きな物音が嫌いです。聴力が非常に良いので大きな音の近くには寄ろうとしません。愛猫の名前を呼ぶときについ大きな声で呼んではいないでしょうか。また低い声も猛獣のうなり声と似ていることから好ましくないようです。猫ちゃんの名前を呼ぶときは少し高めで、優しい声で呼んであげて下さい。ビビリな猫ちゃんも聞いてくれるようになってきます。

構いすぎないようにする

撫でられている猫

迎えたばかりの猫ちゃんにとって、新しいお家はまだ自分にとって未知の危険が潜んでいる可能性のある場所です。そのためその中でも可能な限り、安全そうな場所にビビリな猫ちゃんは隠れてしまう事があります。飼い主さんはそのような状態である猫ちゃんを無理やり引っ張り出して、抱っこしていたりはしないでしょうか。

そのような行為は、ビビリな猫ちゃんにさらなる恐怖を与えている事と同じです。元々好奇心旺盛な面も猫ちゃんは持ち合わせていますので、危険がないと分かれば勝手に出てくるようになります。それまで、飼い主さんは可能な限り構わないであげることが一番です。

まとめ

ジョン

ビビリな猫ちゃんと向き合うためには長期戦になることを覚悟しなければなりません。その上で危険なことなんて何もないんだよと愛情をもって教えてあげれば、猫ちゃんの方から心開いてくれるはずです。それまでは辛抱強く、個性として認めてあげましょう。

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