1. 安全装置のない首輪を付ける
安全装置、すなわち一定の負荷がかかると外れる装置がついてない首輪を猫につけるのは、危険です。どこかに引っかかってしまった場合、首吊り状態になってしまうことがあるからです。それで命を落とす猫も少なからずいます。ですから首輪は必ず安全装置付きのものにしましょう。
また、オシャレな首輪もたくさん販売されていますが、猫の動きの邪魔にならないデザインの首輪の方がストレスを感じずに済むでしょう。
2. 叩く
猫をしつけるのに、叩くのは絶対にいけません。叩いても猫はどうして叩かれたか分からず、叩いた飼い主さんに恐怖を感じるだけです。
猫をしつけるのは不可能ではありませんが、かなりの根気が必要となりますので、周辺環境を変える方が近道だったりします。飼い主さんがして欲しくない行為を猫ができないように、工夫するのが良いでしょう。
3. 追い詰める
猫を捕まえようと追い詰めるのは、かなりのストレスになってしまいます。例えば、歯磨きや爪切りなどの体のケアをする時や動物病院に連れて行く場合、猫をキャリーに入れようと、追いかけてしまうことがあるかもしれません。
猫が本気で逃げると絶対に捕まらないので、追い詰めてもムダかも。キャリーを出すと逃げてしまう場合は、キャリーをいつも猫がいる部屋に出しておけば良いですし、猫の気持ちが落ち着くフェイシャルホルモン剤を使うのもオススメです。
歯磨きや爪切りなど、猫が嫌がることをする必要がある時は、終わった後でオヤツを与えるなどして良いイメージに変えて行きましょう。
4. 至近距離でヒーターをつける
猫はヒーターが大好きなので、ヒーターをつけること自体は悪いことではありません。ただ、猫がヒーターに近過ぎると被毛が燃えて火傷を負う可能性があります。
「さすがに毛が燃えてたら気付くでしょ?」と思いますが、意外と気がつかないのが猫。結構その辺りは鈍感なようなので、猫が燃えていないか飼い主さんが注意してあげてください。
5. こたつの換気をしない
冬になると猫に大人気なのが、こたつ。ず〜っと中に入って出てこない場合もあります。ですが、こたつは酸欠になり、猫が窒息死してしまうことがあるのです。
こたつの布団をめくると猫に抗議の目で見られそうですが、マメに換気するようにしてください。猫の様子を見るのも、大事ですね。ずっと水を飲んでいないようなら、水分を摂らせるようにしましょう。
まとめ
人にとっては危険じゃなくても、猫からすると危険なことがたくさんあります。人目線だけでなく猫目線でも、考えてみましょう。すると危険なところが、見えてくるかも。
猫の安全を守るのは、飼い主さんの役目。注意してあげてくださいね!!