猫にも生きがい
普段猫ちゃんは飼い主さんから見ると、何も考えずにぼーっとのんびり過ごしているように見えますが、わくわくするという気持ちはちゃんとあります。毎日の生活の中でどのような点を「生きがい」として見ているのかを調べてみました。飼い主さんにはぜひ参考にしていただいて、猫ちゃんの生きがいを理解し上手く生活にメリハリを出させて、猫ちゃんのストレス解消につなげていただければと思います。
1. 毎日のご飯
猫ちゃんの生活にとって楽しみの1つはご飯です。人間でも同じように学生時代、楽しみだったのは給食の時間だったという人も多いのではないでしょうか。「今日のご飯は何だろう」という気持ちで猫ちゃんも過ごしています。飼い主さんはなるべく決まった時間にご飯をあげるようにしてあげて下さい。それだけ猫ちゃんも期待しているのです。
2. 遊ぶこと
猫ちゃんにとって「遊び」重要なことです。遊び=狩りごっこをすることによって野生の本能が刺激されて、ストレス解消にもつながります。猫ちゃんが問題行動をある日突然起こすようなことがあっても、案外遊び不足を解消することで解決したという事例も少なくないのです。
獲物=おもちゃを追いかけたり、捕まえることによって「楽しい」と純粋に感じています。飼い主さんは毎日10分でいいので、猫ちゃんと遊ぶ時間を確保するようにしましょう。
3. 寝る時間
一日の大半を寝て過ごしている猫ちゃんにとって、寝る時間も生活に必要なことです。野生の本能から狩りをするためのエネルギーを貯めるために寝ていたり、体を休めるために集中しています。その他、退屈な時間を紛らわせるためにも寝ていたりします。猫ちゃんが生きがいと思ったり、楽しいと思っている時間は飼い主さんと一緒に寝る時間なのではないでしょうか。
大好きな飼い主さんの側で寝ている猫ちゃんは、とても満足そうな表情を浮かべています。やることがなくて飼い主さんが帰宅するまで寝て過ごそうとする猫ちゃんがいますが、それは飼い主さんがいなくて寂しいという気持ちも感じているのです。
4. おやつの時間
猫ちゃんに正しい間隔でおやつをあげていると、猫ちゃんも「これはご飯とは別のもののやつだ」と認識しています。特別な時にしかもらえない貴重なやつだとしっかり認識していますので、猫ちゃんもとても満足感を覚えます。この貴重な時間も生きがいの1つとなっていたりするのです。
まとめ
今日のねこちゃんより:パール / ♀ / マンチカン / 2.8kg
猫ちゃんは表情から感情の起伏が少ないというイメージを持たれがちですが、しっかりと楽しみなことは認識しています。わくわくしている愛猫をかわいいと思いながらも、猫ちゃんの性質を理解して生きがいを大切にしてあげましょう。