本当は好きなのに避けられている?
猫ちゃんはクールでツンデレなイメージを持たれており、それはあながち間違いではない部分もあります。飼い主さんのことをちゃんと愛情を持って接しているのですが、飼い主さんから見てみるとそれは気づきにくい仕草となっているのかもしれません。どのような仕草が愛情表現となっているのかを把握し、ぞれを参考にぜひ愛猫を観察してみて下さい。
1. 名前を呼ばれていても無視
飼い主さんに名前を呼ばれても無反応な猫ちゃんは多いかと思います。名前を呼ばれてしっかり鳴き声などで反応を示す猫ちゃんは全体の1割程しかいないそうです。しかし、猫ちゃんには飼い主さんに名前を呼ばれているのか、その他の人に呼ばれているのかをきちんと認識することができます。そのため、飼い主さんの声で呼ばれると微妙に耳やしっぽを動かす反応を示す子は8割だそうです。飼い主さんに名前を呼ばれて嬉しいはずなのに、あえて無視している姿はツンデレと言えるかと思います。
2. 静かに飼い主さんのそばに来る
一見飼い主さんについてそんなに関心が無さそうにしていた猫ちゃんは、本当に甘えたいと思うと静かに音もなく側に来て、飼い主さんを見上げていたという光景が見られます。猫ちゃんの性格は個体差があるので、毎日デレデレと甘える猫ちゃんもいるのですが少数派かと思われます。ここぞという時にだけしっかりと甘えてくる猫ちゃんの姿が、多くの飼い主さんをメロメロにしている理由の1つかと思います。
3. 気分のままに
昨日はベッタリとずっと甘えていたのに、今日は名前を呼んでも姿さえ見せてくれないなど猫ちゃんは自由気ままに行動をします。変に飼い主さんも気を使うことなく、お互いが自由に生活ができるというのも魅力の1つかと思います。それでもしっかりと絆は深まっているのです。
4. 撫でていたのにガブっと噛んでしまう
膝に乗ったりして「撫でて」とアピールしてきた猫ちゃんをずっと撫でていると、急にガブっと噛んでくることがあります。数秒前まではあんなにうっとりとした表情だったなのになぜ?と思われる方も多いかと思います。猫ちゃんも確かに撫でてもらうことは嬉しいのですが、撫でられる時間が長いと逆にうっとうしいと感じてしまいます。あんまり長すぎないように、撫でる時間には気を付けて下さい。しかし、「撫でて」と来たのに無視していると、それはそれで機嫌が悪くなってしまうので注意が必要です。
まとめ
今日のねこちゃんより:蘭ちゃん / ♂ / 7歳 / ノルウェージャンフォレストキャット / 4.2kg
猫ちゃんのツンデレ行動は、飼い主さんを魅了するポイントでもあります。これは愛情表現だと思えば可愛らしい行動の数々なので、飼い主さんとしてはぜひ観察して見つけてほしいと思います。猫ちゃんを飼っていると割とよく見られる仕草ですので、楽しみに探してみて下さい。