寝ている時は危険!

動物は寝ている時に敵から襲われる危険があるので、寝ながらでも五感を駆使して身を守っています。猫は肉食動物ですから、草食動物と違い比較的睡眠時間も長く摂れますが、ちょっとした物音で起きてしまうのはこの警戒心からです。おおむね足を床に付けて寝ている時は、警戒心高めの状態でリラックスはあまりしていません。
1. 暑いニャ〜:ヘソ天寝

猫がお腹丸出しの「ヘソ天」のポーズをして寝ているのを見かけますよね。猫は皮膚呼吸をしないので、暑い時にはお腹を出して涼を摂ります。このヘソ天ポーズですが、猫にとって急所であるお腹をさらけだすので、一緒にいる人や場所に安心していないと出来ません。リラックス度満点の見るのも嬉しい猫の可愛い寝相です。
2. 寒いニャ〜:アンモニャイト寝

お腹を出すポーズの逆で、まん丸になる「アンモニャイト」で寝ている時は寒い日が多いでしょう。なるべく空気に触れる部分を少なくするポーズは、猫の柔軟性のなせるわざでしょう。勿論のことすぐに立ち上がれないので、ヘソ天同様にリラックス度満点の寝相です。
3. のほほ〜んだニャ:香箱座り寝

猫が香箱座りをしながら寝ている姿を見る事があるでしょう。猫の気分はゆったりとのほほんとリラックスし始めている状況で、そのまま寝てしまう事が多いです。リラックス度は高めの落ち着いている時の寝相です。
4. あれ、寝ちゃったニャ?:ごめん寝

うっかりとうたた寝してしまう時に「ごめん寝」に見えるようです。なお日中の日差しや電気の眩しい時に、猫が目を隠すためこの姿勢をとることもあります。同じく仰向けにはなって手で目をおさえている寝相も、眩しいからだそうです。
5. すぐ起きれるニャ:横座り寝

横座りでお腹を少し出して寝ていますが、警戒心の少しある寝相です。猫の手も床に付いていますので何か物音や変化があれば、逃げる事ができます。眠りの浅い時によく見れる寝相です。
6. ほとんど起きてるニャ:スフィンクス寝

警戒心や緊張感が高めの寝相は、スフィンクス寝です。いつでも動けるように手や足は床に付いています。すぐ食べに行けるように、飼い主の動きや音を感じながら待っている時や、飼い主への来客中でリラックスし過ぎない時に見られる寝相です。
7. 暖かいニャ〜:団子寝

団子寝は寒い季節に見られる、貴重な多頭飼いならではの寝相です。リラックスしてお互い信頼関係がないと出来ない寝相です。猫同士に限らず犬と猫のペアなど違う種族とも見られます。
まとめ

今日のねこちゃんより:チビにゃー / ♂ / 18歳 / 茶ブチ / 5kg
猫の寝相から読み取る心理7つについてお伝え致しました。狸寝入りしている愛猫を見ると、猫も色々と考えているのだなと感心してしまいます。猫の寝相から気持ちを探ってみると、猫と我々の距離も縮まる気がしますね。