システムトイレを認識させるには。
まだ生まれてすぐの子猫や、生後1~2か月くらいの子猫には母猫が一緒にいれば口で刺激して排泄させます。母猫が一緒ではない場合は、食事の後などに人工的に刺激させて排泄を促しますが、だんだん成長していくと排泄はトイレですることを覚えさせなくてはなりません。
ある日いきなりシステムトイレを置いても子猫たちは理解できません。でも、トイレを早く覚えてもらうと排泄した後の処理が清潔で簡単にできます。そこで、個人的ですが経験上でトイレを覚えさせるコツをお話しします。
システムトイレを利用するまでの方法(練習)
100均で購入した水切りかごを利用して、子猫用のシステムトイレを作ります。子猫はすぐに大きくなってしまうので、買い換えるのも大変なので安価に使える身近なもので応用しました。
用意するもの
1.食器の水切り籠 100均で購入(約37cm×25cm)
2.ペットシート 1枚
3.デオトイレ専用の消臭抗菌シート 1枚
4.トイレの砂 適宜
1.まず、100均で購入した水切り籠にデオトイレ専用の抗菌消臭シートを敷く。
尿などの匂いを吸収してくれます。
2.セットした水切り籠の網に、普通のトイレシートを敷く。
3.その上に、トイレの砂を入れる。
設置してみた反応
まず、今までケージの中に敷き詰めているペットシートの上で用を足していましたので、トイレにもいきなりトイレの砂だけではなく、シートの感触があった方がいいと思いました。水切り籠のサイズは、子猫の身体が入るくらいがちょうどいいと思います。初めて子猫が見た時は何か分からずに、トイレの前をウロウロしていました。
そのうち、砂をカリカリしただけで離れていきました。そのまま置いていたのですが、中に入ってもまだ利用しなかったので、もしやと思い、トイレの砂を小粒に変えて、使用済みのペットシートを少し切って中に入れてみました。
そうしたら、上手に少しだけ砂をシャカシャカしながら用を足しました。大きい粒の砂では、まだ感触が悪かったのでしょう。一度利用できると、もう安心です。上手にトイレは使えるようになりました。
その後のトイレ
子猫の成長は早いもので、グングン身体が大きくなっています。水切り籠のトイレも2~3週間もするとサイズが少し小さくなっていきましたので普通のシステムトイレに変えました。その頃には砂は小粒ではなく大粒に変えました。サイズや砂を変えても何も問題なく普通に利用しています。
まとめ
子猫のトイレトレーニングの方法はいろいろなやり方があります。まずは子猫用のシステムトイレもありますが、直ぐに身体が成長するので利用期間はとても短いと思います。
そこで同じような物で代用できれば費用もあまりかかりません。子猫によって好む砂の粒の大きさも違うと思いますので、観察しながら対応していけば上手にできるようになります。