マンションで猫を飼う為の注意点
猫ちゃんをマンションで飼われる方には一軒家などにはない注意点があります。集合住宅のために、他の方への配慮が必要となります。猫ちゃんは自由な生き方をするので、他の人が近くに住んでいるからといって静かにしていたりなどはしません。飼い主さん側で愛猫が快適に暮らすことができるように工夫をしていかなければなりません。
猫ちゃんの飼育は認められているか
基本中の基本ですが、そもそもマンションの管理者は猫ちゃんの飼育を認めているのでしょうか。今では分譲マンションですら飼育が禁止されている場合もありますし、飼育が認められているマンションでも、特定の種類のみの動物だけを認めていたり、飼育数が限定されていることもあります。
また、他の住人は「ペット禁止」という入居条件を好んで住んでいる可能性もありますので、こっそり飼えば大丈夫という考えは良くありません。動物アレルギーや動物嫌いの人などもいますので、トラブルに発展してしまう可能性が高くなります。
脱走対策をする
猫ちゃんの体はしなやかで運動神経もありますので、低い塀などはすぐ飛び越えてしまいます。また狭い隙間をスルリとと抜けてベランダからお隣の部屋のベランダにまで行ってしまうことだってあります。
猫ちゃん自身も何かが起きてパニックになったりすると、飼い主さんが名前を呼んでも戻ってこれなくなってしまいます。猫ちゃんは脱走してしまう危険性がある事を、飼い主さんは常に頭に入れておかなければなりません。
完全室内飼い
近隣の住人の方とトラブルになってしまう可能性があるために、猫ちゃんは基本的に完全室内飼いをしましょう。外に出していたりすると猫エイズになる危険性が生まれますし、心無い人に虐待を受けてしまう可能性だってあります。猫ちゃんの身を守るためにも、飼い主さんが目配りしておきましょう。
最後まで面倒を見れますか
猫ちゃんの寿命は近年ますます長くなっています。以前は10年以上生きればすごいとされてきました、今やキャットフードや医療の発達などで、猫ちゃんによっては20年以上生きる子だっています。年齢を重ねると猫ちゃんは寝てばかりになったり、毛並みも悪くなって病気にだってなりやすくなります。「最後まで面倒を見る」というのはそういう場面も全て含めてのことなのです。
まとめ
今日のねこちゃんより:マフラー / ♂ / 1歳 / ミヌエット / 3.4kg
マンションで猫ちゃんを飼う事は飼い主さんにとっても大きな癒しになります。しかし、細部にまで他に住人の方に向けて気配りは必要ですし、猫ちゃんのことも最後まで面倒を見なければなりません。飼う前に、今一度その覚悟あるのかを問いかけてみて下さいね。