1. それは全て私のものよ!ダンボール箱と袋を占拠
猫はダンボール箱や袋のような、狭くて潜れる場所が大好き!なのは、みなさんご存知だと思います。猫に喜んでもらいたくてダンボールハウスを自作してみたり、猫が潜るタイプのおもちゃを買ってみたりと、いろんなものを試したという人も多いでしょう。
しかし、猫のために用意したものにはあまり興味を示さず、入ってほしくない箱や袋に隙をつかれて入られた、という人も多いはず。そう、猫にとって箱や袋は全て自分のものなのです。油断大敵!箱や袋を取り扱うときは背後に気をつけながら作業を進めなくてはなりません。けれど子どものように夢中になって、箱に入ったり出たりして遊ぶ猫の姿はなんとも可愛いものです。「まぁいいっか」と必ず許してしまいますね。
2. 私だけを見てればいいの!本やパソコンの画面を遮る
猫から近寄ってくるなんてことは滅多にないのに、作業を始めると邪魔をしにくることはありませんか?これは猫がまるで、「自分だけを見ていてほしい」と言っているかのようです。このツンデレ行為が、猫好きにはたまりません。
作業の邪魔だなと思いつつも、仕方がないなぁ~と作業を中断して猫を触ってしまうのは全世界共通のようです。猫には人の心を惑わしてしまう何かがあるのでしょうか。小悪魔どころか魔術師です。
3. ご飯以外で呼ばないで!驚異の無視率
猫の得意技のひとつにスルー術があります。名前を呼んでも5回に4回は無視され、心が折れかけたときにやっと返事をしてくれます。すべて策でしょうか?これはギャンブルと同じ心理で、ほとんど外れてしまうけど時々当たるものに人はハマってしまうそうです。
猫は人の心理をも操作ができるようですね。策士であり、なんとも小悪魔的な行動です・・・。そして、ストレス社会において必要とされる「スルー(回避)術」どんなに優れた本を読むよりも猫をみて学ぶほうが身につくと感じるのは私だけでしょうか。
4. 危ないじゃない!観葉植物を倒して被害者を装う
猫は物を落としたり観葉植物を倒してみたりと、いたずら好きです。いたずら好きなのも困りますが、問題はそのあとです。いたずらをしたあとの猫のドヤ顔には悪意を一切感じません。そうです、猫たちはいたずらを悪いことだと思っていない、そこが問題なのです。
「そこに観葉植物を置いた飼い主に非がある」とまで言わんばかりの目つきで見つめられます。猫にそう言われれば、「はい、すみません。私の管理が甘かったです。」と言うほかありません。これが猫には逆らえない飼い主たちの実情です。
5. 調子に乗るな!撫ですぎると猫パンチ
猫のモフモフした体を触ると、とても幸せな気持ちになれますね。最初は、もっと撫でて~とお腹をみせたり、ゴロゴロと喉を鳴らしたりしていますが、しばらく触っていると「もういいって!」と猫パンチをくらいます。
猫の変貌ぶりに驚きを隠せませんが、このような猫の二面性にも魅力を感じてしまいます。自分の用事が済んだらあとは知らない、といった自己中心的な性格に振り回されながらも、尽くしてしまう健気さをいつかは猫に認めてもらいたいものですね。認めてもらえなくても、尽くすのだけれど。
6. 日頃の恨みを・・・!トイレットペーパーを亡き者に
トイレの扉が開いている!トイレットペーパーを仕舞い忘れた!なんてときは、もう時すでに遅しです。トイレットペーパーは見るも無残な姿になり、もう使い物になりません。それにしても、そこまでビリビリに破らなくても・・・と思ってしまいます。
爪で研ぐ、噛む、猫キック、まるで何かの恨みがあるようです。普段穏やかな猫がとるこのような不思議な行動が、猫をミステリアスに仕立て上げるのでしょうね。
7. 別に興味ないんだから!凝視しつつ目を合わすと逸らす
視線を感じると思ったら、猫から見つめられていたということがあります。しかし視線を合わせるとフイッと逸らされます。恋愛心理の「好きな人をその気にさせる○秒ルール」などの、数秒見つめて目を逸らすというのが頭をよぎります。
たしかにそのような行為をされると、「え、なになに?」となります。とっても単純な飼い主ですが、これも猫の策だとしたらやはり猫は小悪魔ですね。私たち猫好きの視線や心を奪って離しません。
まとめ
今日のねこちゃんより:ニコ / ♂ / キジシロ / 0.5kg
猫の人を魅了する才能はきっとどんな生き物よりも勝るでしょう。じーっとしているだけで可愛い、いたずらをしても可愛い、すべてを可愛いで済まされ許されてしまうのが猫だからです。そして、主導権は飼い主ではなく猫が握っているというのも不思議な話です。
そこにいるだけで人に尽くさせることのできる猫は、小悪魔をも退く存在ですね!なんともミステリアスな「猫」の小悪魔行動、共感いただけたでしょうか?