1. 撫で過ぎはおせっかい

猫が「撫でて欲しいニャ」と甘えてきて触れていると、突然に噛み付かれる事があります。猫は気持ち良い時間が多過ぎると、不安を覚えるのだそうです。撫でる「ほどほどのタイミング」を越すと、その後はおせっかいと感じますので、注意が必要です。腹八分目で終わらせてくださいね。
2. 遊び過ぎはおせっかい

大好きな飼い主の動かすおもちゃに始めは興奮し喜んでいても、猫は持久力が無いのですぐに疲れてきます。疲れている時におもちゃを動かしても、猫はおせっかいとしか感じないでしょう。
猫が横になって上を向きながらおもちゃに戯れてくると終わりのサインで、時間はおおよそ3〜5分が目安です。一日に何度か猫が誘ってくる時に、おせっかい時間に突入しないところまで遊んであげてくださいね。
3. フードをすぐに片付けるのはおせっかい

猫は少ない量を何度かに分けて食べる動物です。個体によって違いがあるので食事回数が一日に2回の猫もいれば、数回に分ける猫もいます。ただしお皿に乗せてるフードを「食べないでしょう」と飼い主の判断ですぐに片付けてしまうのはおせっかいでしょう。
ムラ食いする猫もいますので、食後30分は出しておいてくださいね。ただし夏場のウエットフードは長くお皿に置いたままにすると品質が落ちてしまうので、早めに片付ける方が猫も喜ぶでしょう。
4. 理由無しに服を着せるのはおせっかい

「寒いのでは?」と猫に服を着せるのはおせっかいでしょう。長毛や短毛、猫の出身地でも暑がりか寒がりは違ってきますが、概ね室温は夏場は26〜28℃前後に、冬場は24℃前後を保てば良いと言われています。
猫は家の中で一番快適な所を見つける天才です。季節に見合った快適に過ごせる室温にした後は猫の自由に任せ、高い所や風通しの良い所、ベッドの下など好きな所に出入りができるようにしておきましょう。老齢の猫や子猫、風邪を引いた猫や治療中の猫はまた事情が違ってきますので、獣医師にご相談くださいね。
5. 猫の気に入った物を新調するのはおせっかい

子猫の時から使っている穴だらけのタオルやベッドなど、飼い主からの目線ではきたないので取り替えてませんか?
猫にとってはおせっかいのみならず、非常に迷惑な事のようです。洗濯をしたり穴のあいている箇所は継ぎ当てをしたりして、猫の宝物を捨てないようにしましょう。
まとめ

それ、おせっかいかも!実は猫が喜んでいないこと5つについてお伝え致しました。愛猫によかれと思いした事が、実は猫にとってはおせっかいになるかもしれません。少しずつでも愛猫の好みや楽しみを積み重ねて、素敵な家族になっていきたいですね。