1. いつも同じご飯
いつもず〜っと同じご飯ばかりを出していると、猫が飽き飽きしてしまうことがあります。もちろん、同じご飯がいい!と言う猫もいるのですが、一方で飽きてしまう猫もいるのです。
二つの性質
これは猫が持つ、「ネオフィリア」「ネオフォビア」と言う性質が関係しています。
ネオフィリア
「ネオフィリア」は新しいものを好む性質です。ずっと同じ味のものを食べていると栄養が偏ると言うリスクから、新しい食べ物を欲するのです。
ネオフォビア
「ネオフォビア」は、ネオフィリアと逆に、新しい食べ物を嫌うと言う性質です。初めて食べるものは、何が起きるか分からないので、警戒して食べないのです。
ネオフィリアが働くと、いつものご飯を突然食べなくなり、他の味のものを欲しがるようになります。とは言え、そうしょっちゅうご飯を変えるのも、難しい場合があります。そんな時はいつものご飯にウェットフードをトッピングするなどして、ちょっとした変化を加えてみましょう。
2. ず〜っと同じ遊び
いくら遊び好きの猫でも、いっつも同じ遊びだと飽きてしまいます。おもちゃを変える、遊び方を変えるなどして変化をつけてあげましょう。1度飽きたおもちゃでも、猫が見えない場所にしまってしばらくしてから出すと、まるで新しいおもちゃかのように遊び出す事もあります。
いくつか種類を揃えて、ローテーションで遊んで貰うと、ずっと飽きずに遊べるかもしれませんね。飼い主さんのおもちゃの動かし方も、結構ポイントです。猫が興味を惹かれるように、物陰に隠したり高いところで動かしたり色々工夫してみてください。
3. 撫で方
撫で方に、飽きる事も。猫が撫でてと言ったので撫でたのに、叱られる事ありませんか?もしかすると撫で方に、不満があるのかもしれません。
猫様のお気に召すように、撫で方をずっと同じではなく少し変えてみてください。撫でる場所も、移動してみると良いかも。猫の気持ち良さそうな顔を、維持できるように頑張りましょう!
4. 刺激のない毎日
完全室内飼いは、猫の安全の為には大切な事。ただ刺激には若干、乏しい傾向にあります。あまりに刺激がなさすぎると猫が飽きてしまいます。
飼い主さんが遊ぶのはもちろん、相性の良い猫をもう1匹迎えるのも良いでしょう。猫が遊べるようなキャットステップなどを作っても良いですね。とにかく刺激不足になりがちなので、解消できるよう工夫してみてください。
まとめ
猫は環境の変化を嫌うとは言え、変わり過ぎないのも飽きるみたいです。だからと言ってガラッと変化を加えると、それはそれでストレスです。
ちょっと加減が難しいですが、適度な刺激となる変化を、与えてみてください。きっといつもと違う様子に、猫の目が輝く事でしょう!