大好きな愛猫との暮らしですが、たまに飼い主さんに対して呆れている仕草を取る場合もあります。飼い主さんとしては少し悲しいですが、どのような仕草があるのか知っておきましょう。
呆れている態度をとり続けられていたら、そこは威厳を保つためにも、きちんとしつけをすることも、視野に入れなければなりません。また、馬鹿にされていないと知るだけでも、飼い主さんとしては安心できるかと思います。
1. 無視
見極めは難しいのですが、「飼い主さんが呼んでも無視する」という仕草は呆れている態度の意味で行われている可能性があります。「おいでー!」と声をかけたり、名前を呼んだりしても耳や尻尾だけで返事をし、来ない場合も無視と同じです。ただ、個体差で気分屋な性格の子は「呆れている」という意味ではなく、自然に同じ仕草をとる場合もありますので、その見極めは難しいです。
2. 本気の攻撃をする
通常、興奮している最中に誤って飼い主さんのことを噛んでしまうなどはよくあることです。それは猫ちゃんが落ち着いているときに優しく撫でてあげると、「さっきはごめんね」とでも言うように気持ちよくリラックスしてくれます。
しかし、猫ちゃんが自分よりも飼い主さんを下に見ている場合は違います。基本的に機嫌のいいときしか触らせてくれない場合が多いです。信頼しておらず、無駄に多く触らせたくない、近づいてほしくないと言う気持ちが入り攻撃してしまうのです。この場合はまずはゆっくりコミュニケーションをとりつつ、信頼関係の構築から始めていかなければなりません。
3. 自分の都合のいいときのみ近づいてくる
猫ちゃんは基本的に自由な生き物です。ツンデレな性格も持ち合わせており、べったり甘える猫ちゃんは珍しいかもしれません。しかし、それでもふとしたときに、飼い主さんの視覚の隅にちょこんと座っていたり、じっと飼い主さんの様子を見ていたりするようであれば、信頼関係は築けていると思います。
一方でご飯の時間のときのみや、トイレをした後にだけ近づいてきて、それ以外は全く来ないとなると、自分よりも飼い主さんを下に見ている場合があります。
まとめ
今日のねこちゃんより:ジュエル / ♀ / 5歳 / ノルウェージャンフォレストキャット / 4.6kg
猫ちゃんの様子を注意深く見ていれば、自分のことを呆れて見ているかどうかが分かります。上記の仕草はその特徴でもありますが、性格によって下に見ている気ではないのに同じ仕草をとってしまう猫ちゃんもいます。
しかし、じっと見ているとそれが呆れた態度でした仕草なのかどうかは分かってきます。残念な関係を築く前に、しっかりと愛猫とコミュニケーションを日頃から取るようにして防ぎましょう。猫ちゃんの方もしっかりと応えてくれます。