猫が『ごめん寝』する理由とは?苦しくはないの?

猫が『ごめん寝』する理由とは?苦しくはないの?

猫が頭を下げてごめんねと謝っているように見えるかわいい寝方が「ごめん寝」です。とてもかわいい寝姿ですが、苦しくないのでしょうか?理由はあるのでしょうか?不思議な寝姿について調べてみました。

「ごめん寝」とは?

ごめん寝猫

猫の「ごめん寝」とは、猫が伏せの姿勢で、おでこを前足や床につけて寝てしまうことです。頭を下げて謝っているように見えたり、頭を抱えているように見えたりします。猫の人間らしいしぐさは、なんだかとてもかわいく見えますよね。

なぜ「ごめん寝」をするの?

目を閉じる白い猫

伏せの姿勢のまま寝てしまったから

猫は、前足を畳んで伏せをする香箱座りや、前足を伸ばして伏せをするスフィンクス座りでくつろいでいることが多いです。その姿勢のまま眠くなり、頭を下げて寝てしまうと、謝っているように見えるごめん寝となってしまうとされています。

よっぽど眠いときなんですね。人間も睡魔に負けてしまうと、おかしな格好で寝てしまうときがありますよね。

まぶしいから

ごめん寝は、眠さが勝ってあの謝っているような姿勢になってしまうのですが、まぶしさに対処するため顔を隠しているともいわれています。猫はごめん寝以外の寝方のときに、前足で目を覆うしぐさをすることがありますが、これはまぶしいからだそうです。

同じように眠いけどまぶしいというときに、ごめん寝になってしまうのでしょう。実際に「明るい部屋で猫が寝るときにごめん寝の寝方をしている」と感じている飼い主さんもいらっしゃいます。ただ、ごめん寝をしていたら、猫が「まぶしい」と訴えている可能性もあります。薄暗くなる場所を用意したり、飼い主さんが夜ふかしを控えたりして、猫がまぶしさでストレスとならないようにしてあげましょう。

「ごめん寝」は苦しい?

丸くなって寝る猫

猫のごめん寝、可愛らしい姿ですが、顔をグイット下に向け、鼻がピッタリと床や布団についている様子がなんだか苦しそうに見えますよね。猫も顎をグッと引いた姿勢は普段しないので、だんだん苦しくなってくるようです。はじめは眠さが勝っていますが、しばらくすると、苦しそうに姿勢を変える猫もいます。とはいえ、ごめん寝のスタイルも様々なので、飼い主さんが心配になるほど長くごめん寝ができる猫もいるようです。

まとめ

みゅう

猫がごめんねをしているように見える「ごめん寝」には、伏せの姿勢のまま眠ってしまった、まぶしくて顔を隠しているという理由があります。一日のほとんどを寝て過ごす猫らしい理由ですよね。しかし、ごめん寝をしているときは多少苦しいようです。

すべての猫がごめん寝をするわけではありませんが、もし、ごめん寝をしている姿を発見したら観察してみるのも面白そうですね!

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