猫カフェ「おむすび」に行ってきました!
保護猫カフェは、野良猫や捨てられた猫など行き場のない猫たちを保護して、里親を探したり、猫と人が接する場所を提供する猫カフェ。
里親になりたい、猫と触れ合って楽しみながらお店を応援したい、野良風の猫が好き♪など、保護猫カフェに通う猫好きの方も多いと思います。
そんな保護猫カフェの中でも、ちょっと変わったお店があると友人から聞いて、横浜の猫カフェ「おむすび」に行ってきました。
猫カフェ「おむすび」の特徴
個性的な保護猫カフェ
横浜駅西口から徒歩で約10分。
お店が入るビルの入り口の立て看板には「癒されたければ他のお店へ・・・」の文字が。むむ、これは気になりますね。
実は「おむすび」には、人に歓迎されない環境にいたり、交通事故に遭って保護されたりと、野良猫の中でも特に厳しい環境で暮らしていた猫たちがいます。
警戒心が強めで、なかなか甘えてくれない猫もいるため、「癒されたければ他のお店へ」だったのですね。
「おむすび」は、このような猫たちにも少しずつ人に慣れてもらおうという、少し変わった保護猫カフェなのです。
でも、安心してください。猫スタッフの中には、ちゃんと甘えてくれる猫や、遊び好きな猫もいます。
「おむすび」に初めて来店すると、どの猫がどのくらい人に慣れているか、どうやって接したらよいか、お店の方が丁寧に説明してくれますよ。
もちろん、里親も募集中です。
とにかく居心地が良い!
「おむすび」の店内は、かなり広くて、ゆったりしています。猫の健康をきちんと管理するため、頭数制限をしていて、広いフロアにぽつりぽつりと猫がいる感じ。
本や漫画も置いてあり、寝そべって読書しているお客さんもよく見かけます。
猫カフェというより「猫もいるリラックススペース」として、のんびり過ごしてもらいたいというコンセプトなのだとか。
スペースに余裕があるので、臆病な猫を少し遠目に見守りながら、フレンドリーな猫と思い切り遊ぶこともできますね。
「おむすび」では、店内が混雑しすぎないように、日によって予約制にするなど、少し変則的な営業をしています。 訪れる際は、お店のホームページやtwitterで予約の要否を確認した方がよいでしょう。
どれだけ滞在しても1500円!
猫カフェは、時間制の料金体系を採っているお店が多いですが、「おむすび」は、何時間滞在しても利用料1500円。
これも、時間を気にせず猫とゆっくり仲良くなってもらいたいという、お店の考えからだそうです。
なお、飲食は別料金です(オーダー必須ではありません)。 メニューは、ホットサンドやケーキなど、軽食やスイーツが充実。
お店では、猫スタッフたちの顔写真がプリントされた缶バッジや、独特なテイストのイラストがついたトートバッグなど、「おむすび」のオリジナルグッズを買うことができます。
かわいいオリジナルグッズを購入して、猫たちとお店を応援するのもよいですね。
猫カフェ「おむすび」にいる猫スタッフたち
「おむすび」には、だいたい10匹前後の猫がいますが、今回はその中から代表的な猫スタッフ3匹を紹介します。
あられ(女の子)
最初は触ることもできなかったそうですが、今では、顔を撫でるとウットリ身を任せてくれます。
女の子なのに、なぜか他のメス猫からモテます。
ふりかけ(女の子)
人と少し距離をとるけれど、お尻をポンポンされるのと、おもちゃで遊ぶのが好き。
大きなお尻の香箱座り姿から「つちのこ」とも呼ばれる人気者です。
猫川團十郎(ねこかわ だんじゅうろう)(男の子)
歌舞伎の隈取りのようなアイラインから、この名がつきました。
交通事故に遭って脊髄が傷ついてしまい、おむつをしています。
寝ていることが多いけれど、穏やかな性格で、触っても怒りません。
猫カフェ「おむすび」のお店情報
- お店の名前:保護ねこカフェ おむすび
- 住所:横浜市西区北幸2-13-1 北原不動産ビル6F
- 営業時間:13:00~20:00(最終受付 19:00)不定休
- 利用料金:滞在時間によらず1500円(飲食料金は別)
- その他注意事項:日によって営業時間や予約の要否が変わるため、必ず事前確認を。
まとめ
「おむすび」は、少し変わっているけれど、猫と人への優しさに溢れた保護猫カフェです。
店内は広くてゆったり、どれだけ滞在しても1500円。
何度か通って、猫が少しずつ慣れてくれるのを楽しむのも醍醐味ですね。
そんな、オンリーワンな保護猫カフェ「おむすび」を、ぜひ訪れてみてください。