猫がハーネスを嫌がるときのコツ
- 嫌がる前に子猫の頃からハーネスに慣れさせておく
- 家の中でハーネスに慣れさせておく
- 猫にハーネスを付けたまま生活させる
- 慣れた頃にリードを付け、抱っこして外に出る
猫がハーネスを嫌がるときのコツは以上の4つです。
では、猫がハーネスを嫌がるときのコツについて、それぞれ詳しく見ていきましょう!
1.子猫の頃から慣れさせておく
猫がハーネスを嫌がるときは、「子猫の頃からハーネスに慣れさせておく」ということが、猫たちが嫌がることなく、かつストレスを与えずハーネスを付けることができるタイミングと言えます。
猫たちが子猫の時期は好奇心旺盛で素直な年頃なので、成猫からハーネスに慣らすよりも嫌がることなくスムーズにハーネスに慣れてくれると言われています。
また、既に成猫の場合は嫌がることがあるので、いきなりハーネスを付けるのではなく、初めは「見える場所において興味を持たせる」という段階から初めてみましょう。
2.家の中でハーネスに慣れさせておく
猫がハーネスを嫌がるときは、「家の中でハーネスに慣れさせておく」ということが大切です。
猫は犬とは違うので、急に外でハーネスを付けることはNG、猫がハーネスを嫌がるだけでなく、逃げ出してしまう可能性があるので注意してください。
初めのうちは猫たちにストレスを与えないためにも、ゆっくりと家の中でハーネスに慣れさせておくということが、猫がハーネスを嫌がることのないようにできる一番のコツです。
もちろん、どんな猫も最初はハーネスを嫌がるので、付ける時間を徐々に伸ばすという形で慣れさせていきましょう。このときのポイントは以下の4つがあります。
- ハーネスを付けているときに遊んであげる
- 褒めて猫のモチベーションを上げる
- ハーネスを付けた後はおやつを与える
- 暴れて嫌がるときは注意しながらハーネスを外す
このように猫たちが楽しいと思うことをして、ハーネスを嫌がることを忘れさせてあげると、より早く猫たちがハーネスに慣れてくれます。
もしも猫が暴れて嫌がるときは、飼い主の方が怪我をしてしまわないように厚着や手袋をしてからハーネスを外してあげてくださいね。
3.ハーネスを付けたまま生活させる
猫がハーネスを嫌がるときは、「ハーネスを付けたまま生活させる」ことを目指しましょう。
日常的な生活の中でハーネスを付けても、猫が違和感を抱かなくなれば、外に出ることが可能な状態と言えます。
もちろん、猫がハーネスに嫌がることなく慣れてきた場合は、無理にハーネスを付けた生活をする必要はありません。
飼い主の方は、ハーネスを付けても猫が違和感を抱かない状態を目標にしてくださいね。
4.慣れた頃にリードを付け抱っこして外に出る
猫がハーネスを嫌がるときは、「慣れた頃に抱っこして外に出てみる」ことにチャレンジしてみましょう。
もしも、外を嫌がるなど怯えた様子がないようであれば、猫を降ろして歩かせてみるもの良いです。
外を怖がったり、嫌がったりする子は少しずつ外の世界に慣れさせてあげましょう。
また、初めてのお散歩コースはなるべく人や車通りが少ない静かな場所を選び歩かせることや、近くの場所に抑えることが猫たちにストレスを与えないお散歩のコツです。
猫がハーネスを嫌がる際の注意点
猫がハーネスを嫌がる際の注意点とは以下の2つです。
- 猫が暴れて飼い主の方が怪我をする可能性
- 猫がハーネスを嫌がる際に無理に引っ張ると猫がトラウマになる
それでは、猫がハーネスを嫌がる際の注意点をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
猫が暴れて飼い主の方が怪我をする可能性
猫がハーネスを嫌がる際の注意点では、まず猫が暴れて飼い主の方が怪我をする可能性です。
猫がハーネスを嫌がる際には、暴れてしまうケースでは、特に成猫からハーネスを付けた場合、ハーネスに違和感を抱いてしまい、嫌がることがほとんどです。
慣れないハーネスを付けられたことで、猫たちがパニックになってしまい、ハーネスを嫌がる際に猫が暴れて飼い主の方をひっかいたり、噛みついたりなど飼い主の方が怪我をする可能性があります。
このため、初めてハーネスを付ける際には、猫が嫌がることも考慮して、飼い主の方が厚着をしたり、手袋をしたりするなど怪我の対策をしておくことも大切です。
猫がハーネスを嫌がる際に無理に引っ張ると猫がトラウマになる
猫がハーネスを嫌がる際の注意点では、猫がハーネスを嫌がる際に無理に引っ張ると猫がトラウマになると言うことがあります。
人にとってはハーネスが何かを理解しているので何も怖くないと分かりますが、猫たちにとっては初めて付けるハーネスは体を縛る「怖い物」で、余計に嫌がるようになる可能性があります。
そんなハーネスを付けて、猫が怖がっているときに飼い主の方が無理やりリードを引っ張ってしまうと、猫は更にハーネスは怖い物という認識になります。
猫たちは嫌なことを良く覚えるため、「あれ(ハーネス)は怖い物、嫌なことが起きる!」と猫たちが認識してしまうと、ハーネスを見ただけで嫌がるようになり、逃げ出してしまうようになります。
このため、飼い主の方はハーネスを付ける際は優しく声をかけて、ゆっくりと時間をかけて慣らしてあげることが必要です。
猫の散歩に必要なもの
猫たちは、体が柔らかいのですり抜けにくいと言われるハーネスでも絶対に安全ではありません。
万が一、大きな音に驚いて猫が逃げてしまった場合にも備えて以下の準備をしておきましょう。
- ハーネスとは別の首輪に迷子札を付ける
- マイクロチップを入れておく
- 避妊や去勢手術はしておく
- ワクチン接種
- ノミやダニ、寄生虫予防は必要
ハーネスを嫌がる猫に3つのおすすめ商品
ハーネスには紐タイプとベストタイプ(洋服タイプ)の2種類があります。可愛い見た目も重要視したいところですが…もちろん機能性や安全面も大切ですね。
また、ハーネスを嫌がることの多い猫たちに、スムーズにハーネスを付けるためには飼い主の方や猫たちが付けやすい物を選ぶことが一番ですね。
ここでは、口コミ評価の高いハーネスおすすめ商品3選をご紹介します。是非、猫たちのハーネスを選ぶ際のご参考にしてみてくださいね!
ハーネス購入前にあらかじめ猫の胴回り(前足の後ろの脇の下回り)のサイズをメジャーなどで測っておきましょう。猫たちの体は柔らかいので数回にかけてサイズを測り、メモに残して平均的なサイズを出すことが必要です。
PUPTECK ハーネス 猫用 4色選択
商品情報
・頸部:調節可能サイズ18~26CM
・胸部:調節可能サイズ26~44CM
・リード長さ:120CM
紐タイプのハーネスで、頑丈なナイロンの素材で耐久性も優れています。
成長に合わせてサイズが変更できるので、子猫から成年猫まで対応可能です。カラーは5色から選ぶことができるので性別に関係なく使えます。選べる色は、「赤、ブルー、ブラック、ピンク、反射ブラック」です。
取りやすいバックルで、リードと本体の取り外しもワンタッチであるため、素材の耐久性や全年齢に対応できる機能性は高く評価できるポイントですね。
また口コミ評価も高いだけでなく、飼い主の方からのコメントが多いので参考になることも多いと言えます。自分の子にも合うかな?と心配になるときは、コメントから選ぶことも良いかも知れません。
【Momugs Akira】ペット用品 猫 牽引ロープ
商品情報
・【素材】サイズ:胸囲 48-51cm 首回り28-32cm 背長18cm
・【機能】裏地のコットンが衝撃を面で吸収してくれるので体の弱い子や老猫にもぴったりなハーネスです。
ベストタイプ(洋服タイプ)のハーネスでコットンとニット素材でできており裏地にコットンが使用されているため、着心地の良いベスト型のハーネスになっています。
サイズ選びは、「XS、S、M 、I」の4種類それぞれ猫の体に合わせて購入するタイプです。
体への負担を軽減する柔らかな裏面のコットン素材が、猫が引っ張る際の衝撃を吸収してくれるほか通気性が良いため、快適に散歩できることがポイントです。
【Momugs Akira】猫ハーネス
商品情報
・【サイズ調整】サイズ:s(長さ20cm 横38cm)頭囲24cm
・【素材】サンドイッチメッシュ、とっても軽い素材なので、ワンちゃんと猫ちゃんの負担になりません。
・【脱着が簡単】リードは取り外しが可能
ベストタイプのハーネスで作りがしっかりしているため耐久性にも優れており、サンドイッチメッシュの軽い素材なので猫の体に負担をかけないハーネスになっています。
サイズ選びは「S、M」の2種類。カラーは「ブルー、レッド」の2種類です。ハーネスのリードは取り外しが可能で、胸回りが苦しくないベルトタイプかつマジックテープで簡単に脱着ができます。
(ただし、頑丈な作りをしているベストタイプは、大きいとすり抜ける可能性があるので、サイズ選びは慎重に行う必要があります。)
まとめ
今回は、猫がハーネスを嫌がる際の上手な付け方と注意点についてご紹介しました。
近年は地震や災害なども多くなっているので、散歩以外の非常時にも役立つハーネスを猫たちに嫌がることのないように慣れさせておくことも必要と言えますね。
しかし初めてハーネスを付ける猫にとって、ハーネスは怖い物なので、ゆっくりと遊びながらハーネスに慣れさせてあげることが大切です。猫がハーネスを嫌がることを克服させるには、ハーネスを付けた後は猫が好きなおやつを与えて、ハーネスを付けると楽しいことがあるということ覚えさせてあげるとより効果的です。
飼い主の方も猫たちも気軽にハーネスに慣れていけるようにしてくださいね。