猫も埃などのハウスダストでアレルギーになる?気を付けたい5つの事

猫も埃などのハウスダストでアレルギーになる?気を付けたい5つの事

猫も人と同じようにハウスダストでアレルギーになることがあります。愛猫がしょっちゅう、くしゃみをしていたり、アレルギー性皮膚炎でバリバリとかきむしっていたりしたら、見ている飼い主さんもつらくなりますね。そんなことにならないよう、猫のアレルギーを防ぐために気をつけたい項目が、いくつかあります。ご紹介していきましょう!

SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫のアレルギーで気をつけたいこと

くしゃみをしそうな子猫

猫がアレルギーにならないよう気をつけたいことがあります。

  • 1 家の埃をできる限り取り除く
  • 2 空気を綺麗にする
  • 3 湿度の管理をする
  • 4 ダニの住処をなくす
  • 5 猫の居場所を徹底掃除

1 家の埃をできる限り取り除く

ソファーでくつろぐ人とお掃除ロボット

家の中の埃を取り除くことは、ハウスダストによる猫のアレルギーを防ぐ鉄則です。
毎日掃除機をかけて・・・と思いますが、ちょっと待って!掃除機は夜のうちに降り積もった埃を舞い上げ、ハウスダストを撒き散らしてしまいます。

掃除機かけをする前に雑巾掛けをするとGOOD!
雑巾掛けが大変なら、モップなどでハウスダストを取り除きましょう。
そしてどんなに時間がなくても、最低でも3日に1度は掃除機をかけるようにします。
お掃除ロボットに託しても良いですね。

2 空気を綺麗にする

空気清浄機

空気清浄機も猫のアレルギーを防ぐには有効です。ハウスダストや猫の抜け毛などを取り除いてもらいましょう。

ペット用の空気清浄機もありますし、加湿したりペット臭に対応できるものもあります。たくさんの種類の空気清浄機がありますので、愛猫とご自宅に合ったものを探してみてください。

3 湿度の管理をする

エアコンを操作する女性

ハウスダストの中にいるダニ対策をすることも大切です。
ダニは湿度65%~85%の間でよく繁殖します。ですから、湿度50%~60%を目指して、エアコンのドライなどで管理しましょう。

換気をするのも大事です。
その他にも、布団をマメに干して湿気を取り除く、クローゼットに除湿剤を入れる、お風呂やキッチンの水滴を拭き取るなどで湿度を下げることができます。

4 ダニの住処をなくす

フローリングでくつろぐ猫

カーペットや畳の部屋はダニが住み付きやすいです。フローリングの床の方がダニが繁殖しにくくなります。

畳でもダニが住めない素材にすると効果的。布団も防ダニ効果のあるものにすると良いでしょう。布製ソファもダニの住処になりやすいです。
革製のソファに変えるなどしてダニの住処を奪いましょう!

5 猫の居場所を徹底掃除

猫用ベットで遊ぶ子猫

猫が使うベッドなどは、埃はもちろんダニの餌となるフケが溜まるので、徹底的に掃除する必要があります。水洗いができるものや、防ダニ効果のあるものを用意しておくと良いでしょう。天日に干して湿気をとり、ダニが繁殖しづらい環境を作りましょう。

ただ天日干しをしても、ダニはほとんど死滅しないことが分かっています。
そんなとき役立つのが、「アイロン」です。アイロンがけができるものはアイロンをかけてダニを退治しましょう。ダニ取りマットを使うのも有効です。
なるべくマメに猫の居場所は掃除をしてください。

まとめ

家のリビングでくつろぐ猫

猫のためにハウスダストの対策をするのは飼い主さんにとっても役に立ちます。
猫がいるとどうしても家が汚れがちになりますが、ハウスダスト対策を行うことで猫のアレルギーを防ぐとともに、清潔な室内環境も手に入れてしまいましょう!

スポンサーリンク