猫の捕まえ方の6つのポイント!素早くストレスを与えない捕獲方法

猫の捕まえ方の6つのポイント!素早くストレスを与えない捕獲方法

猫たちは爪切りやシャンプーをしようとした時、又は病院に連れて行こうとした時点で警戒して隠れてしまいますね。猫は一度隠れてしまうと誘い出すのに一苦労……そのまま出てきてくれないのでは?と諦めてしまいそうになることも多々あります。そんな時に最適な猫たちの捕獲方法はあるのでしょうか。今回は、飼い主の皆さんの悩みを解決する猫の捕まえ方の3つのポイント!素早くストレスを与えない捕獲方法について詳しくご紹介します。

警戒心の強い猫の捕まえ方4つ

不安げにこちらを見つめる猫

警戒心の強い猫の捕まえ方は、どのように行うのが良いでしょうか。
警戒心の強い猫は不穏な気配を察知した時点で逃げ出しますね。特に爪切りやシャンプーをしようとしたとき、又は病院に連れて行こうとした時点で部屋からいなくなることも多いです。

もちろん、そんな警戒心の強い猫を飼い主の方が捕まえなければいけない状況もありますので、まずは警戒心の強い猫に有効的な捕まえ方と、重要なポイントを知っておきましょう。
それでは警戒心の強い猫の捕まえ方について詳しく見ていきましょう。

1.キャリーバッグはふだんから外に出しておく

まず特にふだんから猫のキャリーバッグを部屋に出しておくことは大切です。
日常的にキャリーバッグを出していることで、猫たちがキャリーバッグに慣れてくれるので、病院に行くときもキャリーバッグへの抵抗が少なくなり、ストレスが軽減できます。

2.洗濯ネットや虫とり網を活用した捕まえ方

網のハンモックに入る子猫

警戒心が強い猫は、魚を捕まえるタモや虫取り網でサッと捕獲したあとで、洗濯ネットに入れてあげる捕まえ方がオススメです。飼い主の方は、魚を捕まえるタモや虫取り網で捕まえるのは可哀想と思われるかも知れません。

ですが猫たちを追いかけ回して捕まえるよりも、魚を捕まえるタモや虫取り網を活用してサッと捕獲する方が、警戒心の強い猫に負担のかからない捕まえ方と言えます。飼い主の方は猫のためと考えて、魚を捕まえるタモなどを活用して素早く捕まえてみてください。

3.おやつやおもちゃを使った捕まえ方

首を傾げて見つめる猫

警戒心の強い猫には、おやつやおもちゃで誘い出して捕まえるという捕まえ方も効果的です。
これは少し時間がかかるので、病院に行く時間が決まっている場合は、時間にゆとりを持って行うことが大切です。

早く捕まえたくて焦ってしまったり、飼い主の様子がいつもと違ったりするということを警戒心が強い猫たちは敏感に感じ取ります。必ずいつもと同じように、おやつやおもちゃで誘い出してサッと素早く捕まえるようにしましょう。

4.首の後ろをつまんだ捕まえ方

子猫を咥えて運ぶ母猫

警戒心が強い猫も含めて、猫という生き物は首の後ろをつままれると大人しくなるという習性があります。これは母猫が子猫の首の後ろをくわえて移動する際に、子猫は敵に見付からないように大人しく体を丸めていたときの名残であると考えられています。

このため、警戒心の強い猫の捕まえ方では、首の後ろをつまむことで大人しくしてくれる習性を利用して捕まえた後に、素早く洗濯ネットに入れてあげることでストレスを与えない捕獲方法が可能です。
(※もしも、捕まえたときに猫が暴れるようであれば首の後ろをつまみ直してみましょう。)

家の中にいる猫の捕まえ方2つ

赤い首輪の子猫

家の中にいる猫の捕まえ方であれば、上記でご紹介した「おやつやおもちゃで誘い出して捕まえる」という捕まえ方も可能ですが、この他にも家の中にいる猫の捕まえ方があるのでご紹介させていただきます。

家の中にいる猫の捕まえ方は以下の2つです。では家の中にいる猫の捕まえ方について詳しく見ていきましょう。

1.大きなタオルで捕まえる

タオルの間から顔をだす子猫

家の中にいる猫の捕まえ方の一つでは、大きなタオルで捕まえるという方法があります。
猫にとって柔らかなタオルで包まれることは母猫を思い出して安心すると言われているため、猫にストレスを与えない捕まえ方です。
また大きなタオルを活用して猫の視界を遮り、暗闇を作ってあげることで、猫たちにとって落ち着ける空間を作り出してあげることが可能です。

このため飼い主の方が大きなタオルを広げて、猫の視界を遮り捕まえるという方法も素早くストレスを与えない捕獲方法と言えますね。

2.ふだんの流れで抱っこして捕まえる

飼い主に抱っこされている長毛猫

家の中にいる猫の捕まえ方には、ふだんの流れで猫が膝の上に乗ってきたり、抱っこを要求してきたりしたときに捕まえて、そのままキャリーバッグに入れるという方法もあります。

これは日常的にスキンシップやコミュニケーションが取れた猫であれば可能ですが、難しい場合は無理をせず、他の方法で捕獲しましょう。

このふだんの流れで抱っこして捕まえるという捕まえ方では、飼い主の方が猫を抱っこしている形なので飼い主の方が猫を降ろすときに、そのままキャリーバッグに入れることができる、天井が開くタイプのキャリーバッグが好ましいです。

又はキャリーバッグの横が開く場合でも、猫を入れるときだけ縦に置いて猫を入れた後はゆっくり地面に戻してあげる方がストレスを与えない捕まえ方として最適です。

また家の中にいる猫にも警戒心が強い猫たちと同じように、ふだんからキャリーバッグを出しておいてキャリーバッグに慣らせておきましょう。

まとめ

飼い主の顔を見上げる子猫

今回は猫の捕まえ方の6つのポイント!素早くストレスを与えない捕獲方法についてご紹介しました。猫たちは爪切りやシャンプー、又は病院に連れて行こうと飼い主が動いた時点でなぜか気配を察知していなくなりますね。

まるで忍者のように素早く逃げていくので捕まえるのも一苦労と言えます…。
ですが日頃からキャリーバッグを出しておくことで、病院の前触れ(気配)などを少しは気付かれにくくなるかと思います。
あとは飼い主の方が猫に悟らせないように、ふだん通りの行動をしつつ今回、ご紹介した捕まえ方でサッと捕獲することができれば完璧ですね。

また、猫を捕まえない方が良いときは、トイレの最中やご飯の最中はNGというのもありますので、猫たちの様子を見ながら上手に捕まえてあげてくださいね。

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