マンホールの中で鳴く子猫…助けたい!ある女性の執念が運命を変えた!

マンホールの中で鳴く子猫…助けたい!ある女性の執念が運命を変えた!

マンホールの中から子猫の鳴き声が聞こえてきました。消防隊が救助活動を行いましたが、場所が特定できなかったため助け出すことができず、そのまま引き上げてしまいました…取り残されてしまった子猫の運命は?

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マンホールに落ちた子猫

マンホールから子猫の鳴き声

2018年6月20日、雨が続く中、横浜市のマンホールの中から、子猫の鳴き声がすると消防署に救助の要請がありました。

消防隊

駆け付けた消防隊員たちによって、救出活動が行われましたが、子猫の姿を見つけることができません。どこで鳴いているのか、居場所すら特定できない状態が続き、そのうち子猫の鳴き声も止んでしまったため、消防隊員たちは諦めて引きあげていきました。

「しかし、どうしても助けたい!という思いに変わりはありませんでした。」

「もしかしたら、彼らなら、なとかなるかもしれない!」

助けたい!

その様子をずっと、ある女性が見守っていました。

それは、横浜市を拠点として”おーあみ避難所”で動物保護のボランティア活動をされているおおあみさんでした。

自力でやってみる

おおあみさんは、なんとか子猫を助けたいと、仲間と一緒に考えられる限りの手をつくしました。

でも、子猫を救うことはできません。どこにいるのか姿すら見えないのです…

応援

でも、どうしても助けたい!という思いに変わりはありませんでした。

そんなおおあみさんは、ふと、ある事を思い出しました!

それは、かつてここら一帯の水道工事をしていた時に、工事用の看板に書かれていた事務所の名前。
もしかしたら、彼らなら、なとかなるかもしれない!

なんと素晴らしいおおあみさんの記憶力!!
水道工事の看板に書かれていた土木事務所の名前を彼女はちゃんと覚えていたのです!

そして、子猫の救助を要請した結果…

土木事務所の人たちは快く応援に駆けつけてくれました。

マンホールの中へ

マンホールの事を知り尽くした土木事務所の人達が、子猫を捕まえるべく、人が入れる別のマンホールから網を持って中へ入ってくれました。

救出

しばらくしてマンホールの中から出てきた男性の網の中には…

なんと…泥だらけになった子猫が入っていました!

病院

おおあみさんは、捕まえてもらった子猫をすぐに動物病院に連れて行きました。

威嚇

どかんちゃんは、人馴れしていませんでした。

最初はシャーシャー言ってたそうですが…

いずれ…

どかんちゃんは、おおあみさんの優しい気持ちに触れながら、きっとすぐに人懐っこい可愛い男の子に変身していくことでしょう!

そしていずれ、おーあみ避難所にて、里親探しが行われることでしょう。

おーあみ避難所

「おーあみ避難所」は、横浜市青葉区で犬猫の保護活動をしている個人ボランティアのグループです。

リーダーの私は長年個人で行える範囲の引き出しや保護を行い、里親さんを探す活動を行っておりました。しかし、3.11以来福島原発20㌔圏内の犬猫を救出・保護するプロジェクトを開始したため、保護した犬猫の頭数が急激に増えてしまいました。

現在では2か所のシェルターを運営しています。幸い、たくさんのボランティアさんの協力もあり、多くの保護犬猫のお世話をし、里親募集サイトや里親会などで新しい家族を探す活動が出来ています。

震災から4年たち、近頃はまた保健所(動物愛護センター)からの犬猫の引き出しや地域猫のTNRを再開するようになりました。

http://f20km-petrescue.org/about-us/

「おーあみ避難所」は、横浜市青葉区にシェルターがあります。

おーあみ避難所ホームページ
おーあみ避難所フェイスブック
おーあみ避難所インスタグラム おーあみ避難所のブログ (おーあみ避難所での:里親募集の子達の一覧、ボランティアの募集、物資の支援、寄付などについてはこちらからご覧ください)

最後に

以前にも、別のボランティアさんによるマンホールに落ちた子猫の救出劇の模様をご紹介したことがありますが、その時も消防隊が駆け付けるも、救助困難と判断し、退避しています。

その時の記事:マンホールから子猫の鳴き声が!だが救出活動は難航、取り残された命は…

アメリカの消防隊は、救えるまで徹底的に救出活動をしてくれるのですが、日本はやはり違うのですね。きっと規則かなにかがあるのでしょう。

あの時は、ボランティアの女性が自力でなんとか子猫を救うことができたのですが、今回はマンホールの穴が人が入れるような大きさではなく、とても細くてかなり深かったため、それが叶いませんでした。

しかし、おおあみさんは助けなければならない命がそこにある限り,救助を断念するような女性ではありません。そして、物凄い記憶力でその周辺の水道工事をした土木事務所を覚えていました。それがこういう形で役に立つとは、彼女自身想像していなかったことでしょう。

幸いにも土木事務所の方たちがとても親切で、熱心に協力してくれたおかげで無事、子猫を助けることができました。

助けるためには考えられる限りのありとあらゆる手段を使う…
そしてあらゆる方面に協力をあおぐ…
動物たちの命の重みをしっかりと受け止められる素晴らしい女性だからこそ、できた事かもしれません。

子猫の命を救ってくださったおおあみさんに心から感謝です!

このお話には、続きがありました。 どかんちゃんが救出された場所付近では、以前から5匹の兄弟猫たちが戯れているのが目撃されていたそうです。 そんな中で何かのはずみでどかんちゃんだけ、側溝に落ちてしまい、今回のマンホール救出劇となったということでした。 その後、おおあみさんは、地元のボランティアの人達の協力を得てどかんちゃんの兄弟4匹を保護、母猫もTNRをされたそうです。 保護された子猫たちは、他のボランティアさんと手分けしてお世話をされています。 どかんちゃんの妹はおーあみ避難所に入ることになりました。 おおあみさんが名前をいろいろ悩んだ結果、この妹は”どびん”ちゃんと命名されました。 他の兄妹は”やかん”ちゃんと”どびん”ちゃんになったそうです。

やかんどびん

※尚、この記事及び写真&ツイッターの投稿に関しましては、おおあみさんの承諾を得て行っています。