猫は静電気になりやすい
静電気を起こす主な原因は「乾燥」と「摩擦」です。空気中には微量の電気が発生していますが、空気中に含まれている水分によってうまく電気を空中に逃がしてくれています。
しかし、乾燥すると電気を逃すことができなくなり、たくさんの電気を帯電してしまい静電気を発生させます。
また違うもの同士で擦りつけると、+の電気と−の電気が溜まってしまい、他のものと触れた時に放電(静電気)が起こります。猫の被毛は、+の電気を引きつけやすい傾向があり、−の電気をつきやすいものを擦りつけることで静電気が発生します。そのため猫はブラッシングの摩擦により、静電気を起こしやすいのです。
静電気が猫に与える影響
よく電子機器が静電気でホコリをつきやすいのと同じように、猫の場合も被毛に溜まっている静電気によりハウスダストやノミ、ダニ、花粉などが引きつきやすい傾向があります。
それによりアレルギー反応を起こし、痒みや皮膚の赤みなどを発症させる恐れがあります。
また一般的に静電気はおよそ3000Vくらいで人では針で刺されたような痛みを感じるといわれています。人でも強い痛みを感じるので、痛みに過敏な猫では、静電気の痛みでかなり嫌がってしまうかもしれません。
猫の静電気を防ぐ6つの対策
猫に静電気を発生させない手段として一番有効なのは「空気の乾燥を防ぐ」ことです。また、触れる物になるべく帯電させないようにするのが効果的です。では、いくつか猫の静電気を防ぐ対策を紹介していこうと思います。
- 静電気が起きやすい乾燥を防ぐため加湿器を使う
- 猫にふれる時は、自分の手にハンドクリームを塗る
- 猫にふれる時は、金属に触るなどして体内の静電気を減らす
- 肌に触れる寝具を電気が帯び難い木綿などの素材に変える
- 猫の身体を濡れタオルで拭く
- 静電気防止グッズを使う
乾燥を防ぐため加湿器を使う
やはり乾燥を防ぐことを最優先に考えると、加湿器の出番です。空気中の水分が少ない状況は静電気の格好の餌食になります。猫にとっても乾燥自体が良いものではないので、室内の水分を増やすためにも加湿器を使いましょう。
ハンドクリームを塗る
帯電を減らす方法として、猫に触る前にハンドクリームを塗るというものがあります。猫に触れる前に塗るなんてひと手間かかりますが、静電気が酷い場合は猫のためにもハンドクリームを塗るという習慣をつけるのは有効な静電気対策です。
自身に帯びた電気を減らす
猫に触れる際に静電気が発生してしまうのは、飼い主側が電気を帯びているのも原因の一つです。そのため、自分に帯びている電気を放出できることをしましょう。電気を通しやすいもの(金属など)に触れておくと、体内の静電気をそちらに逃がすことが可能です。
肌に触れる寝具をタオルケット等に変える
先ほど説明したとおり、ポリエステル素材のものは負の電気を帯びやすく、生の電気を帯びやすい猫にとっては静電気を発生させてしまう大きな原因になります。ですので、寝具周りに多いポリアステル素材のものを「木綿」が使われているタオルケットに変更するなどして、電気が作られにくい生活環境を作るのもかなり手ごたえを感じる手段のはずです。
猫の身体を濡れタオルで拭く
日に1~2回位の頻度で猫の身体を拭いてあげるのも、静電気の発生を防ぐためにできる一つのことです。日々のケア(ブラッシング等)の際に、軽く拭いてあげることによって、お互い静電気に悩まされない環境づくりが出来るかもしれません。
静電気を防止するグッズの使用
猫の静電気問題は多くの方が悩んでいるため、静電気防止グッズも数多く発売されています。帯電を防ぐグッズがよく利用されており、猫に帯びる静電気を極力少なくするという対策です。猫はクッションものをよく好みますので、帯電を防止する効果のあるクッションを置いておくと、猫が自然にクッションを利用して静電気の発生を防いでくれるでしょう。また、静電気防止用の猫の首輪などもあったりするので、そちらを利用してもよいでしょう。
猫の静電気に効果的な防止グッズ
商品情報
・ブラッシングの摩擦により静電気の発生を抑え、ブラッシングしやすくします
・消臭抗菌剤を配合しているので体臭を抑え、ブラシ毛並を清潔に保ちます
・250ml(使いやすいスプレータイプ)
商品情報
・コーディネートの邪魔にならないシンプルなデザイン
・アジャスター部分で長さも調節でき、着脱も簡単
猫に静電気が発生する原因
猫に触れようとしたら「パチッ」と静電気が発生した!なんて経験がある方、非常に多いのではないでしょうか。猫の体毛は静電気を帯びやすいので、秋冬などの乾燥する時期には注意が必要になってきます。では、なぜ乾燥した状態だと静電気が発生するのか、また何故猫は静電気を帯びやすいのか、猫の静電気に有効な防止や対策法などについてみていきましょう。
まず静電気とは「空気の乾燥」によって引き起こされることが多いのを頭に入れておきましょう。その乾燥している空気と猫の体毛との間で帯電をし、結果静電気が発生という状態が生みだされます。では、もう少し静電気について掘り下げてみましょう。
猫に静電気が発生する原理
猫が静電気をまとってしまう原因を理解するには、静電気というものを理解する必要があります。まず、静電気が発生する多くの原因は「乾燥」と「摩擦」です。
乾燥
湿度の高い場所で、静電気というのはなかなか発生しませんよね?その理由は、空気中の水分が発生した電気を空気中に逃がしているからなのです。逆に空気が乾燥しているという状態は「空気中の湿度が低い」ということになります。すなわち、空気中に水分が少ないため、発生した電気を逃がす場所が少なくなってしまうわけです。結果として、電気を多く帯びてしまいます。
摩擦
物と物をすり合わせることにより発生した摩擦も静電気を発生させる原因です。そして、すり合わせた片方が「+(正)」もう片方が「-(負)」の電気を纏います。静電気には「強さ」も存在しており、すり合わせたものの素材等によってその値が変化してきます。
「猫の体毛」は「+(生)」の電気を帯びやすいという性質があります。
一方、「-(負)」の電気を帯びやすいものは、ポリエステル素材のものです。ポリエステルを使っているものは非常に負の電気を帯びやすい性質を持っています。こたつの布団やカーペットなどがポリエステル素材を多く使用していることがあるので、覚えておきましょう。この「+」と「-」の電気をお互いが多く帯びていればいるほど、より強い静電気へと変化します。
まとめ
猫の体毛もそうですが、基本的に毛皮のある動物は静電気を帯びやすいのです。秋冬に吹く冷たい風などで乾燥してしまった空気の中、猫たちは暖をとるために身体をこすりつけ摩擦で温まろうとすることもあるため、猫に触れた際に静電気を感じることも多いかと思います。
猫にとってもびっくりしてしまうような強い静電気を発生させないためにも、今回紹介した猫の静電気対策を試すなどして、愛猫とあなたの生活環境をよりよいものにしていきましょう。
女性 百日紅
40代 女性 かえまり
勉強になりました。うちのねこちゃんもブラッシングをよくしてみます。あとは、からだをふいてあげたりします。
湿度も大切で加湿器をりようしようとおもいます。布生地のことまで、考えていなかったのですべてを木綿生地がいいのでかえてみたげようとおもいました‼ねこちゃんにさわるまえには帯電しないようにきをつけなければいけませんね。あと、腕に巻く帯電防止グッズをおおいに利用しようとおもいます。うちのねこちゃんもをさわるとき冬場はいつもぱちっ!となってしまうので、きをつけたいですね。静電気は足の裏から放電しているときいたことがあります。静電気はなかなか、奥が深いなぁとおもいました。
40代 女性 ぶらん
猫ちゃんをブラッシングしている時に静電気がよくおきますので、静電気除去ブレスレットをつけてブラッシングしてあげます。あとは、壁に手を当てると静電気が抜けていくと聞きました。私は帯電体質なので、猫ちゃんに触るときにも気をつけています。うちの猫ちゃんも1日に2回、固く絞ったぬれタオルで体を拭くことにしています、静電気がかなりましになります。猫ちゃんと一緒に寝るので夏場はタオルケットにしたり、工夫しました。最近は、猫ちゃんも私に触れられることを嫌がらないようになりました。
30代 女性 のりちゃん
パチッと痛いですものね。
私は帯電体質なので、壁など平べったい場所を触ってから猫ちゃんにさわるようにしています。なんだか、壁をさわると静電気が逃げていくようなのです。部屋の中が乾燥すると静電気が発生するようですね。
猫ちゃんの体を濡れたタオルで拭いてから、猫ちゃんを触るといいみたいです。
あとは、飼い主さんがハンドクリームを塗ると静電気が起きにくくなるようです。
冬は乾燥してパチッとなることが多いので注意したいですね。
帯電防止の、ブレスレットも販売するようになったので、それらも活用するといいでしょうね。お安く売っていたりするので手に入れやすいです。
猫ちゃんが嫌がるからというのも、ありますが静電気を体に溜め込むのはよくないので、適度に放電するように気を付けたいですね。