猫が興奮した時に落ち着かせる3つの方法

猫が興奮した時に落ち着かせる3つの方法

猫が興奮する理由には様々なきっかけや理由がありますが、一度パニックになって興奮した猫を落ち着かせるのは至難の業です。事故やケガを防ぐためにも早く興奮を落ち着かせてあげたい!そんなときに試してほしい猫が興奮した時に落ち着かせる3つの方法をご紹介します。

猫が興奮した時に落ち着かせる方法

興奮
  • 隔離する
  • 何かで気を引く
  • 放置する

猫が興奮した時は『隔離する』

猫が興奮した時に落ち着かせる方法は、どのような理由でどのような状況で興奮しているのかによって対応が大きく変わってきます。もし飼い主が何かをしたことに怒って興奮をしている場合は、飼い主に対して恐怖心を一時的に感じているということです。

そのような場合は飼い主が目の前にいる限り興奮が収まることはありません。ここはひとつ、愛猫の興奮が収まるまで部屋に隔離するようにしましょう。隔離といっても興奮している猫を抱きかかえたり、手を出したりするのは大変危険なので愛猫が興奮して暴れている部屋から飼い主が出ていくようにして隔離をしましょう。

時間が経てば興奮も収まるはずですから、お部屋の中にある危険なもので片付けられそうなものは素早く片付けてしばらく視界に入らないようにしてあげましょう。

猫が興奮した時は『何かで気を引く』

あるものに興奮をしている時は、その対象物から気をそらすことで興奮を防ぐことができます。たとえばおやつを視界に入れてみたり、音のするおもちゃを鳴らしてみたり、場合によってはいきなり大きな音を出してみたりするのもいいでしょう。

気をそらされることで、愛猫も興奮している頭がスッと冷静になりいつもの愛猫に戻ってくれるはずです。また、興奮しそうな雰囲気を感じた時も何かで気を引くことで未然に興奮するのを防ぐことができます。愛猫がその対象物に対して唸るようなしぐさを見せた場合は、興奮をする前に何かで気をそさして落ち着かせてあげましょう。

猫が興奮した時は『放置する』

愛猫が興奮をしてどうしても手がつけられない場合は、放置するのもいいでしょう。興奮して暴れている愛猫を放置するなんて!と思う方もいらっしゃるでしょうが、興奮している猫を触ろうとすれば引っかかれたり噛まれたりしてけがをする原因となってしまいます。

その怪我をし痛がっている飼い主の姿をみた愛猫は余計にパニックになってしまうかもしれません。そのような事故を防ぐためにも、不用意に手を出すのではなく疲れてしまうまで放置をする選択をしてはいかがでしょうか?

猫が興奮してしまう原因

威嚇

猫が興奮をしたときに落ち着かせる対処法をご紹介しましたが、一番いい方法は愛猫を興奮させないことです。猫が興奮をする理由の多くは「恐怖を感じた時」や「獲物を見つけた時」です。猫が興奮する理由をいくつかご紹介していきます。

  • 大きな音がして驚いた
  • 知らない人がいきなり部屋に入ってきた
  • 同居猫と喧嘩した
  • 痛い思いをした
  • 遊んでいてエキサイトしてしまった
  • 獲物を見つけた

猫が興奮する音

特に大きな音がしたり、痛い思いをしたときは、我を忘れるほどパニックになってしまうことが多いです。猫が恐怖を感じるようなことは極力避けるようにするだけではなく、誤って愛猫の上に物を落としてしまった、しっぽを踏んでしまったということがないように気をつけましょう。

遊びに夢中になりすぎて興奮する

また、猫が遊んでいる途中に興奮をして我を忘れてしまった場合はいったん遊ぶのを中断して落ち着くまで様子をみてみましょう。

たとえ興奮をして攻撃的になったり暴れていたとしても、猫は瞬発力がある代わりに体力が少ない動物です。

時間が経てば体力が尽きて必ず落ち着きますので、興奮をしたとしても慌てず様子をみて落ち着くまで待ってあげるようにしましょう。

猫が興奮してしまう病気

病気

猫が興奮する病気『甲状腺機能亢進症』

その代表的なものが、「甲状腺機能亢進症」です。この病気は名前の通り甲状腺の異常によって引き起こされる病気で発症すると、攻撃的になったり、唸ったり、突然走り出したりするようになります。

もし愛猫があまりにも激しく興奮をする場合は、甲状腺の病気を疑い獣医師に相談するようにしましょう。
猫が興奮する理由は恐怖心や狩猟本能からくるものだけではなく、病気が原因の場合もあります。病気やケガが原因の場合、症状からくる痛みに興奮をしている場合もありますが神経系の異常によって興奮をしている場合もあります。

まとめ

驚く

愛猫が興奮し突然凶暴になったり攻撃してきたり、唸られたりしたら驚いてしまいますし飼い主様もパニックになってしまいますよね。しかしそれ以上にパニックになっているのは興奮し我を忘れている愛猫自身です。

愛猫が興奮している場合は、飼い主がまずは落ち着いて事故が起きないように冷静に対処してあげるようにしましょう。

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