猫の葬儀をする時に知っておくべき事

猫の葬儀をする時に知っておくべき事

”大切な愛猫を丁寧に見送りたい。”そんな気持ちから、猫の葬儀をしようと考える飼い主さんも今は少なくはいですよね。今回は猫の葬儀をする際に、知っておいた方が良いことをまとめました。

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猫の葬儀で執り行うこと

葬儀 花

『ペットは家族』という考えの飼い主が増えたことから、ペットに対して葬儀を行う方がとても増えました。アパートやマンションに住んでいれば、庭に埋葬することが出来ないというのも、ペットの葬儀が増えた理由の1つだと感じています。

猫の葬儀は、基本的に自宅訪問での葬儀とペット霊園での葬儀の方法があります。

  • 自宅訪問の葬儀
  • ペット霊園での葬儀

自宅訪問セレモニーでの葬儀

  • 火葬車が自宅まで来て葬儀ができる
  • 自宅や周辺で葬儀ができる

自宅訪問セレモニーでは、葬儀屋の方たちが火葬車で自宅まで来てくれますので、自宅の駐車場で火葬して葬儀してもらうことが可能です。

自宅に駐車場がない場合でも、近隣の安全な場所へ移動し火葬し葬儀してくれるので安心です。火葬が終わり次第返骨して頂き、料金を支払います。葬儀の時間は約1時間~3時間程かかると言われています。

近所の目が気になってしまう方の為に配慮して飼い主さんが希望する場所で火葬を行う事も出来るみたいですので、自宅以外の火葬場所を希望される場合は葬儀会社と相談をして下さい。

ペット霊園やセレモニー会場での葬儀

「ペット霊園やセレモニー会場」での葬儀の場合、自宅火葬と大差ないですが葬儀をペット霊園やセレモニー会場で行います。この葬儀ではお坊さんが猫の供養の為にお経をあげてくれるところもあります。ペット霊園での場合は、猫の葬儀に3つの方法から選ぶことが出来ます。

立会個別火葬で葬儀する場合

”立会個別火葬”の場合、自宅までお迎えに来ていただくか、自分で霊園まで行き、火葬して頂いたら納骨・返骨を選ぶことが出来ます。

一任個別火葬で葬儀する場合

霊園に出向くのが難しい場合や、時間がないときには”一任個別火葬”を選ぶと、スタッフが全てやってくれます。火葬後は納骨・返骨を選ぶことが出来ますので、自宅に連れてきてもらうことが可能です。

合同火葬での葬儀

「葬儀の価格を抑えたい」、「うちの猫一人だと可哀想。」そんな思いがある飼い主さんには、”合同火葬”がオススメです。

お迎えにきていただくか、自分で霊園まで行き、そのあとはスタッフの方たちが他のペットたちと一緒に火葬してくれます。合同墓地へ埋葬されるため、お骨は手元に帰ってきません。

猫の葬儀にかかる費用

目をつぶる猫

猫の葬儀にかかる費用は、葬儀の種類や猫の体重、地域等で大きく変わってきますが、相場を調べてみました。

     
自宅訪問セレモニーの場合 18,000~22,000円くらい
ペット霊園での葬儀・立会個別火葬の場合 21,600円~27,000円くらい(お経付きだと値段はさらに上がります。)
ペット霊園での葬儀・一任個別火葬の場合 19,500円~23,000円くらい
ペット霊園での葬儀・合同火葬の場合 6,000円~15,000円くらい

葬儀によっては四十九日や一周忌、三周忌に供養をしてくれる会社もあります。中には猫の遺骨等を小さなメモリアルカプセルに入れてくれる会社もあり、そのメモリアルカプセルを身に着ける事でいつまでも猫と一緒に過ごしたいと願う飼い主さんもいるそうです。

葬儀会社によって金額の変動があると思いますので、詳しく知りたい方は葬儀会社に問い合わせてください。

猫の葬儀までの間の過ごし方

たんぽぽと猫

葬儀までの間、猫はどうしたら良いのか?とお悩みになる飼い主さんも少なくはありません。

葬儀前に猫の身体を綺麗にする

葬儀する前にまずは、猫に丁寧にブラッシングをしてあげましょう。その後、お湯で濡らしたガーゼやタオルで体を綺麗に拭いてあげます。「今までありがとう」の気持ちを込めて、優しく拭いてあげてくださいね。猫が綺麗になったら、やさしく前足、後ろ足を胸の方へ折ってあげます。

葬儀まで時間がある場合

丈夫な箱(燃えやすい箱)や段ボールなどに、バスタオルや毛布を敷き、そこへ猫を寝かせてあげてくださいね。ドライアイスや保冷剤、もしくはビニール袋に氷を入れて頭部とお腹に置いて冷やしてあげましょう。

葬儀までの間、2、3日猫と過ごす場合は、暖かい部屋では無くエアコンの聞いた涼しいお部屋に移動しておきます。

猫の葬儀に必要な物

眠る猫

猫の葬儀でしてあげられること

  • 猫の写真
  • 猫が好きだったオヤツやエサ
  • 猫がよく遊んでいたオモチャなど

基本的に猫の葬儀に必要な物はありませんが、葬儀屋によっては、遺影となる猫の写真や猫の好きだったオヤツやエサ、オモチャなどを用意するように言われる場合もあります。猫の愛用していた毛布なども入れる事が出来るそうですが、純毛製品か絹製品に限られてしまいますので気を付けて下さい。

ちなみに猫の葬儀に添えるお花は、猫の葬儀に流派が存在しないのであまり深く考えなくてもよさそうです。飼い主さんが好きなお花や猫のラッキーカラーだった色のお花を選ぶ飼い主さんが多く、お花屋さんに猫の葬儀用のお花を頼むと、飼い主さんの希望に合わせた色使いで可愛くアレンジしてくれるそうです。

猫の葬儀での服装

また、服装でお悩みになる飼い主さんも多くいらっしゃいますが、基本的には普段着で大丈夫です。気になるようでしたら喪服や黒ベースの落ち着いた服で葬儀に行くのもOKです。

猫の葬儀はせずに埋葬や火葬する場合

猫の葬儀はせずに、自分の土地に埋葬する場合は、死体の腐敗臭やカラス・ネズミの悪戯等で近隣住民に迷惑が掛かってしまう可能性もありますので、出来るだけ深い穴を掘って埋葬するか、または火葬してから埋葬してあげる事をお勧めします。動物の火葬は自治体によって集団で火葬してくれる所もあります。

土地が自分の所有でない場合、猫などの動物の死体は廃棄物処理法で、一般廃棄物扱いとなっています。こちらは各自治体や市町村によって対処方法が違ってきますので、一度お近くの保健所や清掃課に問い合わせておくと安心です。

まとめ

墓にいる猫

猫を飼育している以上、悲しいことに必ず”別れ”はやってきます。いざ愛猫とお別れしなければいけなくなった時、それが突然やってきた別れなら、飼い主はパニックになってしまうことが多いです。

一緒に生活をしている以上、動物たちの死を目の当たりにするのは当たり前の事なのですが、出来れば避けたい気持ちでいっぱいです。

我が家でも2年前の冬、5歳という若さで腎不全を患った猫を自宅で看取りました。体調を崩してからたったの数日でお別れの日が来てしまったので、もちろん葬儀のことなど一切頭になく、とてもパニックになり、ただただ泣くことしかできませんでした。

猫の葬儀に決まりはありません。家族みんなが納得できて、悔いが残らない葬儀の方法を選ぶことが大切です。”猫らしい葬儀”をしてあげることが、最期のお別れにふさわしいのではないでしょうか。今回、猫との別れがやってきた時に役に立つ情報を是非参考にしてください。

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