キジ猫の特徴とは
キジ猫の柄は、暗めの茶色に黒い縞模様が入っています。鳥のキジ(メス)に模様が似ているので、その呼び名が付いたそうです。英語では「ブラウンタビー」や「マッカレルタビー」などと呼びます。
また額には「M」の文字と、頬から目尻にかけては「クレオパトラライン」と呼ばれる黒い線が入っています。猫によっては(我が家のキジ猫も同様ですが)鼻筋にも黒いラインがあるので引き締まった凛々しい顔に見えます。
キジ猫の柄は猫の祖先であるリビアヤマネコから引き継いでいると考えられます。他にも、イリオモテヤマネコなど野生のヤマネコにも多い柄です。自然界の中では目立たず、安全に暮らせる柄なのでしょう。
キジ猫の性格とは
猫は毛色によって性格が異なると言われていますが、キジ猫はどんな性格をしているのでしょうか?ただ当たり前ですが、キジ猫全てが同じ性格をしている訳ではなく、あくまでも傾向をお伝えします。キジ猫には大きく分けて2種類のタイプがいる、と言われています。
人懐こい甘えん坊タイプ
キジ猫の一つ目のタイプは、陽気な性格で人見知りをあまりしないタイプです。スキンシップも好きなので、飼い主さんに「撫でて~」と要求してきたり、膝に乗ったりして甘えます。野生的な外見からは想像がつきませんね。猫と濃密な時間を過ごしたい方にはオススメのタイプとなっています。
警戒心が強くワイルドなタイプ
キジ猫の性格のもう一つのタイプとして、一般的に猫は警戒心が強い子が多いですが、やはり野生の血からか警戒心が強く、少々の事でも様子をじっと見て慎重に行動するタイプがあります。ですから人間に慣れるのにも時間がかかります。しかし一度心を許すと甘えん坊に大変身します。ワイルドさもあるので、時にやんちゃっぷりを発揮することも。エネルギッシュな猫がお好みならばぴったりでしょう♪
我が家のキジ猫の話
我が家のキジ猫は後者の「警戒心が強くワイルドなタイプ」です。普段は中々の甘えん坊ですが、ひとたび庭に他の猫が脚を踏み入れようなら、かなりの勢いで威嚇します。女の子なのですが行動が男の子っぽいです。
生後半年位の時、近所に1匹でいるのを見つけて保護したのですが、始めは外にご飯を置いて餌付けしました。数日間は近付くと逃げていましたが、そのうちに心を許してくれたのか、窓から家の中に入ってきてワタシにスリスリしてくるようになりました。
その積極的な行動からてっきり男の子だと思っていました。ご飯もガツガツ食べていましたし。ですが保護した後に動物病院へ連れていってみると、なんと女の子だということが判明したのです。
現在でもワイルドな所は変わりませんが、唯一顔が小さくて体も小柄なのが女の子っぽいところでしょうか?目がまん丸でキュートな出で立ちなのですが、同居の猫を追いかけまわしたり、その子が寝ていた気持ちの良さそうな場所を奪ったりと結構やんちゃです。爪研ぎもバリバリと大きな音を立ててワイルドです♪
抱っこすると目を細めて気持ち良さそうにゴロゴロ言ってくれる、とても可愛らしい一面もあります。また、何故かワタシが洗濯物を畳んでいると側によってきて、「撫でて~構って~!」とばかりにスリスリしてきたり、やたらと接近してきたりすることがあります。気が済むとサッといなくなるのですが(笑)、そんな所もキジ猫の魅力かと思います。甘えたい時に甘え、寝たい時には寝て、という正に猫らしい猫と言えるかもしれません。
まとめ
キジ猫は日本では一般的なので、何となく見るとほっとする猫でもありますね。個人的に「困るなぁ・・・。」と思うのは、見分けがつかない所です。まだキジ白など模様の形が個体によって違うのならば良いのですが、全身がキジの場合、本当に見分けがつきません。
我が家のキジ猫を他のキジ猫と会わせたことはありませんが、他のキジ猫の中に混じっても、我が子は見分けがつくものなのでしょうか?少々不安になります(汗)。どなたか見分け方をご存知でしたら教えてください…。
40代 女性 さと
すごく、綺麗な模様が入っていて、自慢の猫ちゃんです。賢いし、穏やかな猫ちゃんです。多頭飼いですが、この猫ちゃんに助けられています。ご飯も何でも食べます。外耳炎によくなるのですが、すぐに治ります。体も丈夫で親孝行です。仔猫の頃は真っ黒な猫ちゃんでどんな猫ちゃんになるか楽しみでした。これからも、元気に長生きしてほしいです
40代 女性 たからてん
どの子もそれぞれ性格がかなり違って、見ていると面白いです。
三毛猫とキジネコは里親さんから引き取ったねこちゃんです。
今まで里親さんからの猫さんは飼ったことがなかったのですが、色々調べるうちに、今後は絶対に里親さんからのお家を探している動物を保護してあげたいな…という気がしています。