猫が「人間の子供」に優しい3つの理由

猫が「人間の子供」に優しい3つの理由

猫ちゃんと子どもが仲良しだと、飼い主さんとしては嬉しいですし優しい時間が流れるかと思います。今回はその秘密について調べてみました。

どうして優しいの?

同じ格好で床の上に寝転ぶ猫と子供

近年、様々な写真や動画などで猫ちゃんと子どもが一緒に写っているところを見たことはありますか。穏やかな時間が流れていそうな雰囲気が読み取れます。実は猫ちゃんと子供は不思議な関係があり、やり方さえ間違えなければ相性は良い方とされています。

もちろん猫ちゃんは基本的に騒がしいのは苦手なので、急に大きな声を出したり急な動き方をしたりするとびっくりしてしまい、繊細な子だとストレスに感じる子もいます。

猫ちゃんの中でも比較的人懐っこい性格であったり、他の猫ちゃんとも仲良くできる社交的な性格だったりする猫ちゃんだと、仲良くできる可能性が高いと思います。今回はその理由について調べてみました。

1. 「子ども」と認識できるから

猫の上に覆いかぶさる女の子

実は猫ちゃんは接する人間が「子ども」であることを認識できると言われています。飼い主さんは基本的に大人であり、自分の要求を満たしてくれる人と認識してくれていますが、「子ども」はまた別枠で認識できるのです。

そのため多少嫌なことをされても我慢したり、もしくは諦めて大人しくしていたりします。中には尻尾を掴まれても子ども相手だからとそれほど怒らない子もいます。大人だと猫パンチものですが…。

しかし、我慢は我慢ですので、飼い主さんがしっかりと見極めてところどころで「よく頑張ったね、偉いね」と声かけして、撫でるなどのフォローをしてあげるといいでしょう。

2. 母性本能が目覚めたから

母猫に甘えている子猫

特にメスの猫ちゃんに多いのですが、子どもと認識した上でさらに母性本能に目覚める子もいます。「この子は自分が守ってあげないといけない」と思い、常に遠くから近くから見守ったり静かに撫でられるままでいたりといった、猫ちゃんなりの育て方をしているパターンです。

とても微笑ましい光景ですので、飼い主さんも嬉しくなるかと思います。よき遊び相手となってくれますので、お母さんとしても助かる場面があることでしょう。

3. 親子関係を大切にするから

母猫のそばに寄り添う2匹の子猫

猫ちゃんは成猫になると、独立して生きていく生き物です。上下関係はなく、自身がリーダーとして判断しながら生活していきます。しかし、子猫のころはしっかりと母猫に付き従い生きる術を教わります。

その記憶が残っている子は「子ども」と認識することで、自分が教えたり見守ったりしてあげなければという精神が働いている可能性があります。

自分の母猫に良くしてもらったから、今度は自分の番であると思っているのかもしれませんね。

まとめ

まうた、ほのぼの

猫ちゃんから見て、子どもに対しての気持ちは優しさに溢れている様子が伺えます。もちろん、猫ちゃんの性格にもよるのですが、基本的には子どもなんだと認識するので、見守ってくれることでしょう。

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