猫を『社交的な性格』に育てるために必要なこと5つ

猫を『社交的な性格』に育てるために必要なこと5つ

人見知りが多い猫ですが、育て方次第で社交的な性格にすることができます。せっかくだったら人懐こい方が、お互いに幸せに暮らすことができるでしょう。どうすれば良いのか、チェックしていきましょう。

1. 多くの人に触れさせる

子猫と人

社交的な猫にするには、生後3〜9週頃の社会化期の過ごし方に気をつけましょう。この時期は子猫が他の動物や人など、社会との関わり方を覚えるとても大切な時間です。

周りに一緒に過ごす相手がいなければ、非社交的に育つでしょう。逆に兄弟猫や人がいれば、社交的になります。できるだけたくさんの人と会わせると良いでしょう。

2. 人の良いイメージを与える

抱っこされる子猫

子猫を人に会わせる時は、良いイメージを与えることが重要です。せっかく一緒に過ごしても、怖い思いをしたり嫌なことをされたりすれば、社交的ではなくなってしまうでしょう。愛情を持って接してくれる人に会わせるようにしてください。

ただ、なんでもかんでも会わせれば良いわけではありません。1日1時間程度が最適です。1人の人よりも複数人に子猫と触れ合うようにして貰うと社交的になりやすいです。

3. 母猫と過ごさせる

母猫と子猫

社会化期はなるべく母猫と過ごさせましょう。安心して過ごすことで恐怖心が減り、人懐こくなります。もし生後2週間程度で引き離されてしまった場合、情緒不安定になり後々の問題行動に繋がることがあります。

攻撃性が高まる、学習能力が低い、異常に怖がるなどお世辞にも社交的とはほど遠い性格になってしまいますので、できる限り母猫と過ごさせることが重要です。

4. 栄養状態に注意

ご飯と子猫

妊娠中の母猫や生まれたての子猫の栄養状態も、性格に影響を与えます。バランスの取れた食事が必要です。もし十分でない場合、攻撃性が増す、臆病になるなどの問題が現れてきます。

栄養不足は健康的にも良くありませんので、しっかりと食事管理をしなければいけません。子猫が生まれる前、生まれた後も気をつけた方が良いでしょう。

5. 全ての猫が社交的になるとは限らない

猫と女性

ご紹介した方法を全て行ったとしても、全ての猫が社交的になるとは限らない、このことを覚えておいてください。先天的に持って生まれた性質から、うまく社会化できないこともあるのです。

ですからもし、様々な方法を試した結果人懐こくならなくても、それは仕方のないことなのです。誰のせいでもありません。そのような猫と出会っても、優しく受け入れてあげてください。必ず、最後まで面倒をみてあげてくださいね。

まとめ

ラキ

社交的な猫にするには、子猫の頃の過ごし方が重要です。ですがもう既に成猫…。という場合でも、室内飼いにしたり看病をつきっきりでしたりすると、性格が変わることがあるようです。希望を捨てずに、猫に尽くしていきたいですね。

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