猫の侵入を防ぐ!キッチンに柵を設置する方法
猫にはキッチンに侵入してもらいたくないですよね。調理の邪魔をされ、食材を取られることだけではなく、火や刃物を使うキッチンは猫にとって危険な場所です。猫がキッチンへ侵入するのを防ぐには扉があればいいのですが、オープンキッチンには扉がありません。
そこで猫の侵入を許してしまうキッチンに必要なのが柵です。柵と言っても、猫は簡単に高い所に登りますので、キッチンへの侵入防止に使うには高さがあり隙間がなく、キッチンの出入口やキッチンカウンターの空いている部分全面を覆う柵でなければなりません。
そんな柵を取り付けるのは難しそうですが、DIYで簡単にキッチンの柵ができるんですよ。猫の侵入を防ぐ、キッチンの柵の作り方をご紹介します。
カウンター側
材料
- ワイヤーネット
- つっぱり棒
- 結束バンド
- フック
作り方
1.100均などで買えるワイヤーネットを柵にします。キッチンカウンターの幅に合うように枚数を用意しましょう。
2.ワイヤーネットを、結束バンドを使ってつなぎ合わせます。猫がキッチンに侵入する隙間ができないようにします。
3.キッチンカウンター上の壁にフックを取り付けます。ワイヤーネットの柵を引っ掛けるためのフックです。
4.ワイヤーネットの上部をフックに引っ掛けたらできあがりです。
上からフックでつるしているだけの柵なので、使わない時は取り外して隙間に収納することができます。100均グッズで作れるので簡単で安上がりです。
キッチンカウンターの幅が広い場合は、キッチンカウンターの両側につっぱり棒を立ててワイヤーネットを取り付ける方法もありますよ。キッチンカウンターの高さに合わせてつっぱり棒を用意し、ワイヤーネットの端を結束バンドで固定すれば完成です。
これで猫がカウンターに飛び乗ってキッチンに侵入するのを防ぐことができます。
出入口側
材料
- ワイヤーネット
- 結束バンド
- カーテンフック
- 紐
作り方
1.出入口は猫がキッチンに入らないよう、床から天井まで柵で覆ってしまいましょう。床から天井まで届く長いつっぱり棒を1本用意します。
2.キッチンカウンターと同じように、キッチンの出入口の幅に合わせて、ワイヤーネットに結束バンドを使って組み合わせていきます。これが柵になります。つっぱり棒に、結束バンドでワイヤーネットを固定します。
3.これだけで、キッチンと廊下を隔てる仕切りができますが、まだ簡単に開いてしまいます。そこで、つっぱり棒のない方の壁にカーテンフックを取り付けます。
カーテンフックの位置に合うように、ワイヤーネットの端に紐を輪にして結びましょう。紐をカーテンフックに引っ掛けたら、キッチンへの出入り口は猫が押しただけでは開かない扉の完成です。天井と床の隙間はできるだけ少なくなるようにしてくださいね。強度が心配な場合は、ワイヤーネットの周囲を角材で囲って枠を作る方法もあります。
猫のキッチン対策でおすすめの柵
脱走防止扉「にゃんがーど」
猫がキッチンに侵入するのを防止する柵を自分で作るのは大変、あるいは強度が心配という方には、オーダーメイドの猫の侵入・脱走防止用柵がおすすめです。こちらはメディアでも多数取り上げられた、レビューも高評価の柵です。オーダーメイドなのでどんなサイズでも設置することができ、組み立ても簡単にできます。
猫には開けられない構造ながら人は開閉しやすく、出入りがスムーズ。木製の扉でインテリアにもなじみます。つっぱり式で賃貸住宅でも設置が可能です。
猫・脱走防止パーティション
こちらは楽天で購入できる猫の脱走防止パーティションです。キッチンの侵入防止用としても使えます。つっぱり式で設置は簡単。扉はスライド式、ドア開きのどちらにすることもできます。高さは167センチで猫でも簡単には飛び越えられません。半透明のパネルは猫の姿が透けて見えます。
のぼれんニャン プラスドア
猫が窓から脱走する防止柵の「のぼれんニャン」ですが、それにドアがつき、キッチンの侵入防止用の柵としても使えるようになりました。つっぱり式で設置も簡単。別売りの拡張パネルを使用すれば、設置幅を広げることも可能です。
まとめ
猫のキッチンへの侵入を防ぐには、柵を設置するのが望ましいです。キッチンは人が頻繁に出入りする場所なので、開閉がスムーズで猫が入れない高さがあるものが理想です。
猫のキッチン侵入を防ぐ策は自作することができます。安価な材料で簡単にできますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。自作の柵では心配なら、市販の柵で猫のキッチンへの侵入を防ぐことができますよ。通販で購入でき設置も簡単です。オーダーメイドの物なら、サイズを合わせられるので安心ですね。キッチンに柵を設置して、猫がキッチンに侵入するのを防ぎましょう。
キッチンでのいたずらや調理の邪魔をされるストレスから解放されるだけでなく、キッチンでのケガや事故から猫ちゃんを守ることにもなります。