猫のキッチン仕切りを設置して侵入を阻止しよう！手作り、おすすめ商品まで

皆さんは猫がキッチンに侵入するのを防ぐ仕切りを使っていますか？料理の最中に何度もキッチンに入ってきてしまう猫たち…。もしも、「大切な猫が怪我をしてしまったら」と飼い主さんはハラハラしてしまうことも多いのではないでしょうか？今回は、そんなキッチンでの事故を防ぐためにも猫のキッチン仕切りの作り方やおすすめ商品をご紹介します。是非、ご参考にしてみてくださいね。

2020年10月16日更新

執筆ライター

花房燈
ドックショー、ハンドリングC級資格所持。

猫がキッチンに侵入しないための仕切りとは？

猫たちがキッチンに入ってしまうと怪我の心配だけでなく誤飲などの様々な危険があります。可能であるなら、できる限りキッチンに侵入しないように仕切りを置くのがベストですね。

ここで、まず「キッチンの危険性や猫のキッチン仕切りの種類」についてご紹介していきます。

猫にとってキッチンは危険がいっぱい

猫たちがキッチンに入ってしまうと怪我をする恐れがある刃物や火など危険な物のほかに、猫に有毒な成分を含んだネギ類やチョコレートなどの食べ物が置かれている場合がありますね。

また、揚げ物や沸騰している鍋を扱っている料理の最中などに猫が近づいてしまうと非常に危険です。もちろん、予想できる危険は未然に防ぐことが大切であると言えますので、キッチンに仕切り置いて猫たちのキッチン侵入防止を行い怪我予防につなげましょう！。

猫のキッチン仕切りの種類

猫のキッチン仕切りは以下の種類があります。

侵入防止対策のパーティション
侵入防止の柵やフェンス
侵入防止でも使える種類が豊富なカーテンの仕切り
アコーディオンドア(パネルドア)を設置
手作りの仕切りで侵入防止対策も可能

など、猫のキッチンへの侵入防止対策としておすすめのキッチン仕切りです。ではそれぞれ、猫のキッチン仕切りの特徴ついて簡単にご説明していきます。

侵入防止対策のパーティション

仕切り用のパーティションは通販で様々販売されていますが、猫のキッチン仕切りに利用できる、侵入防止や脱走防止対策のパーティションの場合は商品の数が限られます。

その分、猫の姿が見える仕様になっていることや、「引き戸」と「ドアのように開閉する」ことも可能な2通りの動作があるなど、生活スタイルや設置場所に併せて自由に通ることができる作りになっているので非常に便利です。

侵入防止の柵やフェンス

侵入防止の柵や侵入防止(脱走防止)フェンスを、通販やホームセンターで購入して取り付けることで、猫たちのキッチンへの侵入防止対策になります。

侵入防止の柵やフェンスは、キッチンのみならず猫の網戸からの脱走防止対策にも最適です！

侵入防止でも使える種類が豊富なカーテン仕切り

透明のビニールカーテンからアコーディオンカーテンまで、様々な種類がある「カーテンの仕切り」は幅広い場面で活躍してくれます。

例えば、厚みがある透明のビニールカーテンは透明で圧迫感がなく強度があるので猫がキッチンに入るのを防ぐ仕切りとしても使用できます。またアコーディオンカーテンはキッチンへの侵入防止対策の仕切りとしても目隠しとしても活躍してくれますね。

アコーディオンドア(パネルドア)を設置

オーダーサイズのアコーディオンドア(パネルドア)を注文して、キッチンに取り付ける飼い主さんもいらっしゃるようです。オーダーサイズなので、手作りしたみたいにサイズもぴったり！

おしゃれな木目調なので、リビングとキッチンの間仕切りのみならず、様々な場所に設置できますね。

手作りの仕切りで侵入防止対策も可能

廃材やメッシュパネルなどを活用して猫がキッチンに侵入するのを防ぐ対策(diy)を行う飼い主さんが多くいらっしゃるようです。メッシュパネルは100均などで手に入りやすいので飼い主さんの予算に合わせて、キッチンの侵入防止対策(diy)が可能です。

日頃からのしつけも大切！

猫のキッチン仕切りを設置して侵入を阻止することも必要ですが、キッチンに近づかないように日頃からのしつけも大切です。

例えば、猫がキッチンに近寄ったら「霧吹き」を吹きかけるなど、キッチンに来ると嫌なことがあると認識させることで、猫がキッチンに立ち入らなくなるように根気強く「しつけ」を行うことが重要になります。

猫がキッチンに立ち入らなくなる「しつけ」方法

霧吹きを吹きかける
猫の嫌いな大きな音を立てる
キッチンに両面テープなどを貼っておく
根気強くダメと教える

など、猫がキッチンに立ち入らなくなる「しつけ」方法としてあげられますが根気強く教えていかないと効果が見られない場合もあるので、急いで対策をとりたい飼い主さんは、「しつけ」と合わせてキッチンの仕切りで侵入防止対策を行うか、飼い主さんが料理の最中は「猫をケージに入れておく」など、猫の性格や行動に対応して適切な対策をとりましょう！

猫のキッチン仕切りを設置する方法

猫のキッチンへの侵入防止対策を行うには、猫のキッチン仕切りを何処に設置するのがベストと言えるのでしょうか？ここでは、猫のキッチン仕切りを設置する方法についてご紹介します。是非、ご参考にしてみてくださいね。

キッチンの入口に設置するのがベスト

猫のキッチンへの侵入防止対策では、飼い主さんの多くが「キッチンの入口に仕切りを設置する」方法を選んでいるようです。

キッチンの入口におすすめの猫のキッチン仕切りは以下の種類があります。

侵入防止対策のパーティション
侵入防止の柵やフェンス
侵入防止でも使える種類が豊富なカーテンの仕切り
アコーディオンドア(パネルドア)を設置
メッシュパネルの手作りの仕切りで侵入防止対策

など、キッチンの作りによって飼い主さんがキッチンへの侵入防止対策を行ってあげるのがベストです。また、設置した仕切りに猫たちが登ることもあるので、しっかりと天井部分まで隙間なく侵入防止対策を行い登る対策までをとりましょう。

オープンキッチンの場合はカウンターに設置する

オープンキッチンの場合は入り口のみならずカウンターまわりにも侵入防止対策の仕切りが必要なので、メッシュパネルなどを活用してキッチンへの侵入防止対策をとりましょう。

シンクの周りにはメッシュパネルを設置

猫たちは体が柔軟なので隙間からキッチンへ侵入してしまう場合も考えられるため、猫のキッチンへの侵入防止対策では、万が一に備えてシンクの周りにはメッシュパネルを設置してシンクの中に猫たちが入ってしまわないように対策を行うことが大切です。また、シンクの中には、生ゴミを置かないことや食器など洗い物は片付けておくことも重要です。

猫のキッチン仕切りを手作りする方法

【用意する物(100均で用意可能)】

突っ張り棒
メッシュパネル
結束バンド
壁フック(必要である場合のみ)

【作り方】

キッチンのカウンターから壁フックなどを活用して天井に突っ張り棒をつける。突っ張り棒をそのまま取り付けることができれば壁フックは不用です。
ワイヤーネット(メッシュパネル)を結束バンドでカウンターの大きさに合わせてつなげていきます。最後に、つなげたワイヤーネット(メッシュパネル)を突っ張り棒に取り付けて完成です！
ポイント:キッチンの戸棚の扉を手で開けてしまう猫の場合は、万が一に備えてチャイルドロックなどを取り付けておくことも必要です。