猫はお留守番が得意なの?

猫はお留守番が得意なの?

猫と暮らしているからと言って、四六時中猫と一緒に居られる訳ではありません。飼い主さんには外出しなければいけないこともあり、どうしても猫をお留守番させる場面は来るでしょう。猫は、お留守番を苦に感じないのでしょうか?

猫よ、お留守番は得意なのか?

こちらを見る猫

猫という動物と、留守番の関係について調べてみました。

基本は孤独に強い

窓の外を見る猫

猫は基本的に、孤独に強い生き物です。周りに誰もいなくても、寂しいとはあまり感じないようです。ですから、お留守番は比較的、得意だと思って良いでしょう。

長時間だと寂しがっちゃうかも

時計と猫

お留守番が得意とは言え、あまりに長時間になると、さすがの猫も寂しさが募るようで…ある実験では、30分程度のお留守番と、数時間に渡るお留守番をさせた時では、数時間のお留守番をした時の方が、飼い主さんに甘える行動が増えたとの結果が確認されたそうです。

やはり、誰もいないシーンとした部屋に長時間、1匹だけでいると孤独を感じるのではないでしょうか?外の世界ならば、常に何かしらの音がしていますし、他の動物の存在も感じられて寂しいとは思わないかもしれませんが、隔離された家の中では寂しさが募るのは、理解できなくないですね。

子猫や老猫は注意!

筒から顔を出す猫

子猫や老猫をお留守番させる時には、注意が必要です。と言うのも、思わぬ事故に遭う可能性があるからです。好奇心が旺盛な子猫は、何かに興味を持って近づきケガをしたり、隙間に入り込んで出られなくなったりすることがあります。

老猫は、どこかから落ちるなどして、事故に遭う場合も。飼い主さんの目が十分行き届かないお留守番中は、子猫や老猫にとっては危険な時間でもあるのです。お留守番中は、危険を排除した1部屋だけにいさせる、またはケージに入れるなどすると、安心です。

猫が退屈しない工夫も必要

あくびをする猫

多頭飼いであればお留守番中に猫が退屈することは少ないかもしれませんが、1匹の猫の場合、刺激がない室内で退屈してしまうことも。

1匹でも遊べるオモチャを用意してあげましょう。例えば、転がすとドライフードやおやつが出るフードフィーダーや、ほじほじして遊べるオモチャなど、多少頭を使って遊べるオモチャが、退屈しのぎには向いているようです。たくさんの種類が販売されていますので、色々試してみるのも良いでしょう。

3日以上は猫だけではムリ

振り返るたくさんの猫

猫をお留守番させる時、何日なら大丈夫?と言うのは良く飼い主さんが疑問に思う点ですが、きちんと水、トイレ、ご飯の用意をしておけば、2日までなら大丈夫です。ですが、3日以上となるとトイレが汚れますし、水やご飯も足りなくなってくるでしょう。もし猫を3日以上お留守番させる場合は、お世話をしてくれる人を頼む必要があります。

ペットホテルに預ける手もあります。お留守番が3日以上になる場合は、必ず誰か人の手を借りましょう。

猫の性格も見よう!

靴に寄り添う猫

猫によってその性格に個体差があるのは周知の事実ですが、孤独に強い猫、一方で寂しがり屋の猫がいます。自立している性格の猫は、お留守番を苦に感じない傾向にありますが、甘えん坊の猫、寂しがり屋の猫は、お留守番をするのが苦に感じることも。

もし、愛猫が寂しがり屋の場合は、なるべくお留守番の時間を短くするか、相性の良い猫をもう1匹飼うなど、対策してあげましょう。ペットシッターさんに来て貰い、猫の相手をお願いするのも、良いですね。ペット用カメラで、飼い主さんが遠隔で話し掛けられるのもあります。猫がお留守番を苦に感じない工夫を、してあげましょう。

まとめ

弦之介

基本的に猫はお留守番が得意な傾向にありますが、その猫自身のことを、良く見てあげましょう。子猫や老猫はお留守番に危険が伴うこともありますし、寂しがり屋の性格の猫では、お留守番を苦に感じる場合も。

どんな猫でも、あまりに長時間に渡るお留守番は、寂しさを感じることが多いようです。3日以上のお留守番の際は必ず、誰か人の手を借りるようにしてください。猫お留守番を上手にできたら、美味しいおやつなどのご褒美をあげても、良いですね!楽しくお留守番できるよう、考えてあげましょう。

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