猫にもまくらは必要?
猫の頭部は人間ほど重くはないので、まくらが無くても困ることはありません。しかし、眠る時の脱力状態では頭部の支えがある方がよりラクに眠ることができます。我が家の飼い猫も、眠る時にまくらを使うことが多いです。といっても、人間と同じような柔らかいクッションだけでなく、爪とぎの淵や窓枠など硬い場所でも眠っています。
猫の枕はキック用の蹴りぐるみや、ぬいぐるみ等でも代用可能です。中でも蹴りぐるみは、まくらとしてのリラックス効果はもちろん、蹴ることでストレスも発散できるのでおすすめです。
猫用まくらの選び方のポイント
猫用のまくらは、飼い猫の体格や好みに合わせた選び方をする必要があります。素材や形状だけでなく、猫の体型に合わせてあごを乗せても苦しくない高さのものが最適です。舐めたり噛んだりして汚れてしまった場合に洗いやすいものを選ぶと、常に清潔な状態を保てるので安心ですね。
人間用のぬいぐるみは、パーツを誤飲する可能性があるので、必ず猫用、もしくはペット用のグッズを選ぶようにしましょう。蹴りぐるみであれば、猫が噛んだり蹴ったりしても壊れず、丈夫な素材でデザインも豊富なのでおすすめです。
やわらかくて頭を乗せやすい高さのもの
寝床にまくらを置くなら、やわらかい素材のものを選びましょう。普段使っているベッドと近い材質のものでもいいかもしれません。猫の頭は小さいので、あまり大きいサイズのものを置いても使わない可能性があります。猫の体型に合わせ、頭を乗せやすい高さのまくらを用意してあげると良いでしょう。
お手入れしやすく清潔に保てるもの
汚れた時に洗濯できる素材のまくらを選ぶのもポイントです。気に入った素材だと舐める子もいますし、噛んでじゃれることもあります。また、抜け毛が非常に付きやすいので、毛が絡まらずコロコロで簡単に取れるものだとお手入れがラクになります。
丈夫で壊れにくいもの
猫用のまくらを用意しても、まくらとしてだけ使ってくれるわけではありません。気に入れば咥えて移動させたり、おもちゃとして噛んだり蹴ったりして遊ぶこともあります。その為、糸がほつれたりパーツが外れたりして誤飲の心配のあるものを選ぶのはやめましょう。
人間用に作られたぬいぐるみやクッションだと、リボンやボタンなどの装飾が付いていて誤飲の危険性が高まるので、猫用のまくらを選ぶと安心です。
猫用まくらおすすめ10選!
猫にまくらを用意してあげたいけど、種類が多くて困ってしまう方もいるのではないでしょうか。そのような方のために、ここでは猫用まくらにおすすめのアイテムを厳選してご紹介します。
なめける枕キッカー
ザ・まくらの形をしているこちらの商品は、まくらだけではなく蹴りぐるみとしても使うことができます。和柄にカバーが付いていて、見た目が人間のまくらのようでとても可愛らしいですよね。カバーは取り外しができるので、洗濯して清潔な状態を保てるのもおすすめポイントです。マタタビ付きで喜ぶ猫も多いようですが、猫によって好みは分かれるとの声がありました。
necono ネコノ 猫のおもちゃ 雲
雲の形が可愛らしいこちらの商品は、くぼみが掴みやすく遊びやすいのが特徴の猫用まくらです。肌触りの良い天然素材のオーガニックコットンを使用していて、噛んでも安心なのが嬉しいですよね。丈夫な造りなので噛んでも蹴ってもOKです。見た目も可愛いので、出しっぱなしにしていても気になりません。少しお値段が高い商品ですが、素材にもこだわりたい方にはおすすめです。
IDOG&ICAT ビーンズピローIDOG×fran Sverige.
リバーシブルで使えるので、季節問わず使えるクッションです。犬猫どちらでも使うことができ、ボリュームがあり頭を乗せやすいサイズ感になっています。寝床やソファに置いて使うのがおすすめです。丸洗いできるので、常に清潔を保つことができます。
IDOG&ICAT もぐもぐピロー
フルーツデザインが可愛らしいこちらの商品は、あご乗せまくらとして使いやすい形が特徴的の猫用まくらです。カーブの形状がまくらとして使いやすく、プレゼントにもおすすめの商品です。全種類並べておいても可愛いので、まとめ買いするのもいいかもしれませんね。
蹴りまくら えび天(1コ入)
リアルなえび天がパックに入っていて、スーパーに陳列されているお惣菜のような、なんともユニークな商品です。猫用の蹴りぐるみで、まくらとして使うこともできます。パッケージのシールまで細かく再現されており、プレゼントしても喜ばれているようです。写真やSNS映え間違いなしな商品ですが、サイズが少し大きいので、体の大きな成猫向けの商品かもしれません。
キャティーマン (CattyMan) あごのせ猫枕
ふわふわで触り心地がよく、とても可愛らしいデザインのあご乗せまくらです。猫の体に合わせたカーブが体にフィットして、リラックスした状態で眠ることができます。洗濯もでき耐久性もあるようですが、作りがしっかりしているからこそ、子猫や短足で小柄な猫には中綿のボリュームがありすぎてサイズが合わないこともあるようです。飼い猫の体格に合うものか確認してから購入することをおすすめします。
ペティオ (Petio) 猫用おもちゃ けりぐるみ エビ
こちらの商品は蹴りぐるみですが、まくらとして使用することも可能です。蹴りぐるみとして作られているので耐久性は抜群で、猫が抱えやすい形とサイズ感になっていて我が家の猫たちも大興奮で遊んでくれています。寝床に置いておくとまくらのように使ってくれるので、おもちゃとまくらを兼用したい方にはおすすめです。
猫の毛が非常に付きやすいため、こまめにコロコロをかける手間が少しかかりますが、丸洗いすることもできるので清潔感は保てます。ネットやペットショップなどでも売られているので手に入りやすく、価格も安いので気軽に購入できます。エビ以外にもサメやペンギンなど可愛いキャラクターが多いので、各種類購入してもいいかもしれません。
猫の友社 猫用 ぬいぐるみ
パンのデザインが非常にリアルで、写真映えバッチリな猫用のぬいぐるみです。小さめサイズなので、幅広い体格の猫に対応しているため、寝床やソファにも置きやすいサイズです。少量のマタタビが入っているため、猫の食いつきも良さそうですね。音の鳴る使用になっているため、猫によっては怖がってしまうこともあるようです。
Yuriya ソフト クールマット
まくら付きのクールマットで、冷感素材で作られた商品です。クルクルと丸めてコンパクトに収納でき、洗濯機で丸洗いできるのも嬉しいポイントですね。マットと一体型のため、頭やあごを乗せたり、背中を預けてもズレることがないのでリラックスして眠ることができておすすめです。
ペティオ (Petio) キャラペティ
コンパクトサイズのあご乗せまくらで、犬猫兼用の商品です。丸洗いできるので清潔な状態を保てます。犬猫兼用のため、少し高さのあるクッションなので、小柄な猫は使いにくいかもしれません。購入前にサイズを確認することをおすすめします。
猫用まくらの作り方!手作りにチャレンジ
猫用のまくらは手作りすることも可能です。自宅にあるものや100円ショップに売っているものでも、十分なまくらを作ることができます。作り方はとっても簡単!
やわらかい素材のタオルや靴下の中に、綿やクッションを詰めて縫い合わせるだけで、立派な猫まくらになります。爪が引っ掛かり糸が出やすかったり、リボンやボタンなど飾りがついていたりしているものを使うと、誤飲の危険性があるので注意してください。
手作りまくらだと、飼い猫にあった大きさや高さに調節できるのが嬉しいですよね。自宅にあるものを使えば、猫や飼い主のニオイが付いているので安心して使ってくれるのも嬉しいポイントです。
新しいまくらだと使ってくれるかわからないので、お店でまくらを購入するかどうか迷っているという方は、ぜひ手作りのまくらを試してみてください。
まとめ
今回は、猫用まくらの選び方やおすすめ商品についてご紹介しました。猫にまくらは必須というわけではありませんが、まくらがある方がリラックスして眠ることができます。
蹴りぐるみとして使うことができるものならストレスの発散にもなりますし、自宅にあるものや100円ショップのアイテムで簡単に手作りすることもできるのでおすすめです。
可愛いデザインやおしゃれなデザインのものも多く販売しているので、飼い猫にあったまくらを選び、快適な寝床と上質な睡眠時間を作ってあげてくださいね。