猫との信頼関係を修復させる方法
もしも猫に嫌われてしまったらどうしますか?
壊れた信頼関係を、取り戻すことはできるのでしょうか?
また猫に嫌われる人は、どんな理由から嫌われてしまったのかを紹介してみたいと思います。
- 無理やり抱っこしたから
- 怒鳴ったから
- 追いかけたから
- 尻尾や肉球を触るから
- 匂いがきついから
- 体罰を与えたから
- 他の猫を可愛がりすぎたから
- ちゃんと世話をしないから
1 信頼関係はゆっくり戻す
猫に嫌われたら、焦らずに時間をかけて信頼関係を修復させるようにしましょう。
大きな声で怒鳴ってしまった、追いかけ回して怖がらせた、猫を叩いたり手を出してしまったりなどの行動で、猫の心を閉ざしてしまった可能性があります。
焦ってこちらから近寄ると逆効果になり、余計に警戒してしまいます。
「何もしないよー」「怖がらないで」と言う気持ちが伝わるのは、猫に関わらないようにすることです。時間が経てば、猫の方が興味を持って近づいてくるはずです。
しかしすぐには、猫に触らない方が良いです。
2 信頼関係は安心第一
猫に嫌われたら、猫に「敵ではない、安心してほしい」と言う気持ちを伝えなければいけません。
少しずつ積み上げてきた信頼関係が、ちょっとしたことで崩れてしまうのは悲しいですよね。
猫が安心できるように、なるべく音を立てず、静かに動くようにしましょう。
そして猫に触るときは、いきなり触らずに人差し指を出し、クンクンとしてきたら、そっと触るようにしましょう。ワンクッションおくことで猫が警戒心が少しとれます。なるべく目の高さや体を低くしてみるのも大切です。
3 信頼関係はスキンシップ
じつは猫との信頼関係はスキンシップがとても重要なのです。
猫に触れる、遊ぶ、会話することでお互いの関係が深まるのです。
猫に嫌われた場合に、最初に猫に触れるのは難しいので、深まってきてからにした方が良いと思います。
まずは遊んであげて、あなたに興味を持ってもらいます。心を開くには時間がかかるかも知れませんが、とにかく遊んで距離を縮めるようにしましょう。
特に、他の猫を可愛がりすぎて嫌われたら場合は、構ってほしいはずなので、猫が嫌ってほど可愛がってあげましょう。「一番好きだよ!」としつこいほど構ってあげるようにしましょう。
遊んだ後に、おやつをあげるのも距離を縮めるのに効果があります。
しかも手の上であげることで、「おやつは人間の手からしかもらえない」と理解するようになり、おやつ欲しさにねだるようになってくると考えられます。
そのときに頭を撫でてあげるなど、猫に触れてスキンシップをとっていきましょう。
4 信頼関係の基本はお世話をする
猫が人間を信頼してくれるのはお世話をしてくれることです。
ご飯を与えてくれる人、トイレ掃除をしてくれる人に懐きます。猫のお世話を忘れたり、いい加減にしたりすると嫌われてしまうことも考えられます。
猫はご飯さえもらえれば誰でも良いと思うかも知れませんが、猫は意外にデリケートです。
知らない人や嫌いな人からのご飯は、「ぷい」とする方が多く、安心できる人からしか食べようとしません。
猫に嫌われたら時間がかかるかも知れませんが、毎日決まった時間にちゃんとご飯をあげる、トイレはいつも清潔にしてあげるなど、しっかりとお世話をすれば必ず信頼関係が修復するはずです。
まとめ
猫に嫌われたら信頼関係を修復しなければなりません。
どうして嫌われたのか、何をしたのかを思い出して行動をとりましょう。猫に嫌がることをしてしまったなら、無理に近づいていこうとせずに距離をとること、猫が近づいてくるまで近寄らないことが大切です。
少しずつ安心してきたら、遊んであげたり、おやつをあげたりスキンシップをとるようにしましょう。そして毎日のお世話も忘れてはいけません。