猫が『嫌だなー』と思っているサイン3つ

猫が『嫌だなー』と思っているサイン3つ

猫ちゃんは大変感情豊かな生き物です。そんな猫ちゃんが嫌だと思っている時のサインには、どんなものがあるのでしょうか?思わぬところで、思わぬサインを出しているかも知れませんよ。

1.尻尾全体をブンブンと速めに振る

尻尾を振る猫

猫ちゃんの尻尾はとても感情を素直に表します。猫ちゃんが尻尾を素早く大きく振っている時は機嫌が悪くてイライラしていたり、嫌がっている時です。抱っこされている時にこのように尻尾を動かしていたら、それは抱っこを嫌がっているサインです。

また、猫同士の喧嘩の時にもこのような尻尾の動きをすることがあります。猫ちゃんによっては尻尾をバンバンと床に叩きつけたりする子もいます。そんな時はそっとしておいたり、構いすぎないようにしましょう。

2.瞳孔が細い・丸い

丸い猫の目

猫の瞳孔は室内の明るさに関係しますが、自律神経によって大きさが変わる場所です。自分ではコントロールできないため、感情が表に出てしまうのです。明るい場所で真ん丸になっている時は、不安や緊張などの感情を表しています。また、おもちゃなどに興味津々の場合などにも瞳孔は丸くなります。

逆に、暗い場所でも昼間のように瞳孔が細い場合は、怒りが頂点に達している時で、こちらも猫の喧嘩などの時に見られます。その時に手を出そうとすれば飼い主さんが怪我をしてしまいますので、猫の瞳孔にも注意して見るといいかも知れませんね。

3.イカ耳

イカ耳の猫

猫ちゃんの耳がピンと外向きになっている状態がイカに見えることから「イカ耳」と呼ばれていますが、怖かったり嫌だったりする時によくこの耳をします。何か嫌なものが近づいて来たり、嫌な音が聞こえた時にイカ耳になっていたら、それは猫ちゃんが嫌がっているサインです。

しかし、毛繕いや爪とぎなど、顔に力が入っている時にイカ耳になる場合もあるので、必ずしも「イカ耳=嫌がっている」というわけではないのです。どうしても、イカ耳をしている時の猫ちゃんの表情は怒っているように見えますけどね。

まとめ

怖がる猫

猫ちゃんが嫌だと思っている時のサインはたくさんありますが、目や尻尾、耳など様々な場所に感情は表れます。特に目や尻尾は猫ちゃんが感情を隠せない場所でもあります。

愛猫ちゃんをしっかりと観察し、どんなことをすると嫌がるのかをチェックして、ストレスをかけない生活をさせてあげることが大切でしょう。

何にしても、猫ちゃんの嫌がることはしないようにし、自由に活動できるようにしてあげるのが一番良いのです。愛猫ちゃんを知ることで、猫ちゃんとの絆もきっと深まりますよ。

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