猫の頭痛について
猫にも頭痛というものはあると考えられています。ですが実際には猫の頭痛って意外と聞き慣れないのが本心ですよね。では何故、猫の頭痛をあまり聞かないのでしょうか?。ここでは猫の頭痛と飼い主の皆さんが知らない理由についてご説明します。
猫も頭痛や様々な痛みを感じている
まず飼い主の皆さんが知って置かなくてはいけなことは、痛みに鈍感と言われる猫達は「痛い」と言えないだけで、痛みに強いわけでも鈍感な訳でもないんです。猫も色々な痛みを感じていることが分かっています。では何故、飼い主には猫の痛みが伝わりにくいのでしょうか?次の項目でご説明して行きます。
猫は痛みを隠してしまう生き物
猫は縄張りを守る習性から、敵に弱みを見せず「身を隠し回復を待つ」という本能を持ちます。そのため室内で飼われている飼い猫であっても「弱みである痛み」を隠してしまう生き物なんです。だからこそ、飼い主の皆さんが猫の頭痛や些細な怪我や痛みのサインを見逃してしまう理由になるようです。
猫に頭痛があるサイン
猫にも頭痛や様々な痛みを感じていることが分かりましたね。ですが痛みのサインは気付き難いだけで猫達は飼い主の皆さんに、きちんと伝えているんです。では猫が頭痛であるサインをご紹介します。
頭痛の症状とサインとは?
頭を壁などにおしつける(ヘッドプレス)が頭痛があるときの猫の特徴的な症状と考えられています。他には、頭痛だけでなく猫ちゃんが体のいろんな所に痛みを感じた時の症状として
- 元気がない
- 人やほかの猫と距離をおく
- 唸る:噛みつく
- 食欲がない
などもありますので、頭を壁などにおしつけるといった症状以外にも、上記の症状も一緒にもしくは単体でみられるかもしれません。
猫の頭痛の原因
猫に頭痛が起きる病気の関係
猫の頭痛が何によっておこるのか、はっきりした原因は確立されてはいないですが、考えられるものとして、
- 腫瘍
- 腎臓病
などがあげられると思われます。
頭に腫瘍ができると頭痛を引き起こす可能性は高いですし、腎臓病により老廃物がたまり尿毒症といった状態になると頭痛を引き起こすとも考えられています。
猫の頭痛の治療法
猫が頭痛を感じていることに気付いたとき、人と同じように頭痛に対する治療法や治療薬などあるのでしょうか?気になる猫の頭痛の治療法と治療薬についてご説明します。
猫の頭痛の治療法について
猫の痛みのサインに気付いたら1度、かかりつけの病院で受診して貰いましょう。頭痛など痛みを起こす病気によって治療法や治療薬が変わって来ます。
まとめ
猫達にも頭痛という症状が起きる可能性があるということが分かりましたね。そして、猫は本能的に自身の弱みである痛みを隠すので飼い主の方が症状に気付き難いということが、今回の問題であると言えますね。
定期的な動物病院での健康チェックや、日々、家で飼い猫の頭を撫でてあげることで猫の僅かな変化も気付いて、病気を予防することが出来るかもしれませんね。
30代 女性 のりちゃん
でも、実家の一匹の猫ちゃんは、脳に病気を抱えているので、頭痛がよく起こるようでそういうときには嘔吐をします。
そういう発作が出ると獣医師に診ていただきます。
お薬を点滴してもらって、家に帰ります。
ずっと寝ていて、1日すると元気になり普段の猫ちゃんに戻ります。
我が家で飼っている猫ちゃんも急に嘔吐をすることもあるので、その時には頭痛で不調なのかもしれませんね。
猫ちゃんは、言葉が話せないので、元気がなかったり嘔吐したりするようなら、すぐに獣医師に診ていただくことをオススメ致します。