猫が痛がっている時のサイン8つ!こんな時はどうしてあげるべき?

【獣医師監修】猫が痛がっている時のサイン8つ!こんな時はどうしてあげるべき?

猫は天敵に襲われてはいけないので病気などで痛みがあっても本能的に「隠そう」としてしまいます。しかし、飼い主が見て猫が痛い時のサインに気づいてあげることもできるのです。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫が痛がっているときのサイン

猫が痛がっているときに早く対処をしてあげるためにも、飼い主さんは見逃さずにサインに気づいてあげたいですよね。しかし、猫は本能的に痛いことを隠そうとしてしまうので、なかなか気づくことができない場合とあります。そこでここでは、猫が痛がっているときのサインについてご紹介させていただきます。

1.隠れる

押し入れに隠れる猫

猫が痛がっているときには、飼い主や周りの人から隠れようとします。猫は痛みがあるとき、大人しく痛みを緩和そして治癒させるためにダンボールやキャットハウス、押し入れの奥などに隠れてしまいます。

この行動は野生に生息していたとき、怪我をしていると天敵などに狙われてしまうので、ひっそりと隠れて怪我を治そうとしていた本能的な行動から由来しています。

2.舐める

手を毛づくろいする猫の顔アップ

猫は怪我や痛みがあるときに、その場所をひたすらグルーミングをして治そうとします。猫はグルーミングをすることでリラックスをするということもあるので、「治癒をさせたい」と考えることで舐める行動をするのです。

3.機嫌が悪い

威嚇して怒る猫の横顔

猫は神経質な動物です。怪我や病気などで、痛みがあると常にストレスを感じているので、すぐに怒るようになり機嫌が悪くなってしまいます。

4.触らせてくれない

嫌がる猫

猫は怪我や病気になり、どこかに痛みがあると触ろうとすると逃げるような行動をします。また、部分的にどこかが痛い場合は痛い場所だけを触らせようとしてくれないことも特徴です。触ろうとすると逃げたり、怒ったりするようなときには、どこかが痛い可能性があります。

5.食欲がなくなる

ご飯が嫌そうな猫

猫は夏バテや餌に飽きているときなどにも、食欲がないようなことがありますが、どこかを怪我していたり病気であったりするときにも食欲がなくなるのが特徴です。猫の食欲がなく体重が減少するときなどには免疫も下がり、他の病気を併発してしまう可能性もあるので早めの対処が大切です。

6.ぐったりして動かない

丸まって布団の上で眠る猫

猫は怪我や病気のときに、体力温存をしたり回復をさせたりするためにジッとして動かなくなることがあります。しかしかなり状態が良くないと、ぐったりと元気もなく、ほとんど寝たままの状態になってしまうこともあります。

7.鳴く

こちらを見上げて鳴いて訴える猫

猫は何か欲求のあるときに鳴くことしかできないので、飼い主に鳴いて伝えようとすることがあります。またそれだけでなく、痛みによって我慢できずに鳴いていることもあります。

8.震える

飼い主を見上げる猫

猫は痛みがあると体内にアドレナリンが出ます。そうすると体の筋肉が必然的に小刻みに震えてしまいます。

猫が痛がっているときどうしてあげるべき?

横になって獣医師に診察されている猫

猫が痛がっているときどうしてあげるべきなのでしょうか。猫が痛がっている仕草があると「どうしてあげよう?」「かわいそうで見ていられない」ということになりますよね。では、そのようなときに飼い主はどうしてあげるべきなのかについてご紹介させていただきます。

病院へ連れて行く

  • どのように
  • どんな症状で
  • いつから

などということを把握して、なるべく早めに病院へ連れて行くようにしましょう。猫の病気は進行してしまうと処置のしようがなくなってしまったり、通院や投薬をつづけたりして延命治療をしなくてはいけなくなってしまうこともよくあります。

ですので、猫の症状に異変を感じ痛そうにしていることがあれば、なるべく早めに連れて行くようにしてあげてください。

餌を変えてみる

猫が痛がっているときにはぐったりと元気がなかったり、食欲がなかったりするときもありますよね。そのようなときには、まず病院を受診するようにしてください。

そして医師に相談の上、病気や痛みに影響がないのであれば、餌を変えてみたり、おやつを与えてみたりするなどして、少しでも栄養が補給できるように飼い主がしてあげるようにしてください。

まとめ

猫を抱っこする飼い主と獣医師

猫は怪我や病気で痛みがあったとしても、治癒をさせるために痛みを隠そうとしてしまいます。

  • 隠れる
  • 舐める
  • 機嫌が悪い
  • 触らせてくれない
  • 食欲がない
  • ぐったりして動かない
  • 鳴く

猫に上記のような行動があるときには「痛い」のサインかもしれません。猫が痛みを訴えているとわかったときには、早めに受診をするようにしてくださいね。