猫が『飼い主の持ち物』から離れない理由5つ 体を擦り付けたり持ち運ぶのはなぜ?対処法も解説

猫が『飼い主の持ち物』から離れない理由5つ 体を擦り付けたり持ち運ぶのはなぜ?対処法も解説

「カバンの上に猫が座り込んでいて、外出できない・・・」「靴下をどこかに持っていかれてしまった!」こんな経験はありませんか?この記事では、猫が飼い主さんの持ち物に熱心になってしまう理由を5つ解説します。スリスリしたり、持ち運んだりする愛猫への対処法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

猫が『飼い主の持ち物』から離れない理由5つ

洋服の上でリラックスする猫

1.飼い主さんのニオイに包まれたいから

洋服や靴、バッグなど、普段から使っているものには、飼い主さんのニオイが染みついています。

なかでも、脱いだばかりの洋服やスリッパは、猫にとって魅力的なアイテムなのかもしれません。飼い主さんのニオイに加えて、ほんのり温もりも残っているため、ついつい体をこすりつけたくなるのでしょう。

2.自分のニオイを上書きしたいから

外出先から帰宅すると、飼い主さんの体や持ち物に、しきりにスリスリしてくる猫もいるでしょう。

これは、外出先でついたさまざまなニオイの上から、自分のニオイをつけ直そうとしているためと考えられます。自分のニオイがついたものに囲まれることで、猫は安心感を得ているのかもしれません。

猫にとっては大切なことですので、帰宅後の儀式だと思って、優しく見守ってあげたいものです。

3.ニオイから情報をチェックしたいから

猫は、飼い主さんがもともと持っているものだけでなく、外出先から持ち帰ったばかりの買い物袋にも興味を示すことがあります。

鋭い嗅覚を使って「どこに行っていたの?」「これは何?」といっているかのように、熱心にニオイを確かめるのです。

ただし、買い物袋のなかには、人間の食べ物や洗剤、化粧品など、猫が口にすると危険なものが入っている場合もあります。誤食や事故を防ぐためにも、自由に触れさせないようにしましょう。また、レジ袋などのビニール袋は、持ち手に頭や首が絡まったり、かじって飲み込んだりする危険もあるため、猫の届かない場所に片付けてください。

4.飼い主さんの気を引きたいから

猫は日頃から、飼い主さんの行動をよく観察しています。外出前のルーティンも見抜いていて「カバンを持ったら出かける」と覚えている猫もいるでしょう。

そんな猫がカバンの上にどっしりと座り込んでしまうのは「ここに座っていれば、お出かけを阻止できるかも?」と考えているからなのかもしれません。

パソコンの画面の前に居座るのも、似た行動の1つといえそうです。

5.持ち物そのものが快適だから

単純に、飼い主さんの持ち物の居心地がよかった、というだけの場合もあります。

たとえば、何気なくカバンの中に入ってみたら、薄暗くて体がフィットして落ち着いたというようなことです。

筆者の愛猫も、筆者が脱いだ洋服を一時的に置くためのボックスを設置したところ、すっかり気に入ってしまいました。今では、半分は猫の寝床になっている状態です…!

飼い主さんの持ち物を「持ち運ぶ」猫の心理

靴下を狙っている猫

飼い主さんの持ち物への執着の仕方は、さまざまです。持ち物に居座ったり、スリスリしたりする猫もいれば、知らぬ間にどこかへ持って行ってしまう猫もいます。

小物や丸まった靴下など、猫の手で転がしやすいサイズのものは、おもちゃ感覚で遊んでいるうちに、遠くまで運ばれてしまうことがあるのかもしれません。

飼い主さんからすれば、持ち物をどこかへ持っていかれると困ってしまいますので「ダメだよ」と止めようとすることもあるでしょう。

しかし、猫によっては、声をかけられたことを構ってもらえたと受け止め、かえって持ち運びを繰り返してしまうこともあるようです。

また、靴下やヘアゴムなどの小物は、かじって飲み込むと腸に詰まる危険があるため、出しっぱなしにしないよう注意しましょう。

スリスリ・持ち運びをやめさせたいときの対処法

スリスリする猫"

猫は悪気があってスリスリや持ち運びをしているわけではなく、飼い主さんに愛情を表現したり、自分自身を安心させたりするために行っていることが多いです。基本的には優しく見守ってあげるとよいでしょう。

とはいえ、毛だらけにされると困るものや、猫にとってリスクがあるものの場合は、できるだけ穏やかに引き離したいものです。

無理やり持ち物を取り上げるとストレスになることもあるため、おもちゃを使って、自然と引き離すのがよいでしょう。

そもそも猫が触れられないような環境を整えることも大切です。蓋つきのケースに持ち物を入れる、すぐにクローゼットのなかに収納するといった工夫をしましょう。

まとめ

バッグの上で待機している猫

猫が飼い主さんの持ち物に興味を示す理由には、飼い主さんのニオイに惹かれたり、自分のニオイをつけて安心しようとしたりすることなど、さまざまなものがあります。

猫にとって危険なものや、触られたくないものには上手に対処しつつ、持ち物に体をこすりつける姿などは、できるだけ受け入れてあげたいものです。

愛情表現の1つと考えると、猫が持ち物に居座っていても「自分のことを好いてくれているのかも?」と、飼い主さんもうれしい気持ちになれるでしょう。

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