︎脱毛ができる原因6選

1.アレルギー
猫がしきりに痒がっている場合、アレルギーが原因かもしれません。痒みを伴うことが多く、皮膚にも赤みや炎症などの異常が見られる場合があります。
また、季節や食事、外出など、特定の条件で症状が現れたり悪化したりすることも特徴です。
2.低温やけど
寒い時期には、コタツや電気毛布などによる低温やけどにも注意が必要です。
低温やけどは、比較的低い温度でも長時間触れ続けることで起こります。初めは気づきにくく、時間が経ってから皮膚の赤みや水ぶくれ、脱毛などが見られることがあります。
特に、コタツや電気毛布などは発生の原因になりやすいため、温度管理を行い、留守番中や就寝時には使用方法に注意しましょう。
3.真菌
真菌による皮膚炎では、円形に脱毛することが多く、脱毛した部分と正常な皮膚との境界が比較的はっきりしているのが特徴です。
皮膚には軽い赤みやフケ、かさつきが見られることもあります。ただし、見た目だけで判断することは難しく、皮膚検査などによる確認が必要です。
また、真菌の中には人やほかの動物に感染するものもあるため、診断がつくまでは愛猫に触れた後に手を洗うなど、注意が必要です。
4.細菌
傷口などから細菌が侵入すると、細菌性皮膚炎を起こし、脱毛につながることがあります。
皮膚に強い炎症が起こり、赤みや腫れ、化膿などが見られる場合があります。また、痒みだけでなく痛みを伴うこともあり、猫が患部を舐め続けることで脱毛が悪化することもあります。
5.ホルモンの病気
猫では比較的まれですが、ホルモンの異常によって脱毛が起こることもあります。
ホルモンの病気による脱毛では、痒みや皮膚の炎症が目立たず、体の左右対称に毛が抜ける場合があります。
ただし、脱毛の見た目だけで判断することはできません。必要に応じて血液検査などを行い、ホルモンの異常がないかを確認します。
6.ストレス
引っ越しや家族以外の人の出入りなど、猫にとってストレスとなる出来事の後に脱毛が見られることがあります。これを心因性脱毛といいます。
不安やストレスを紛らわせるために過剰なグルーミングを行い、毛が抜けてしまうことが主な原因です。
ただし、過剰なグルーミングは痒みや痛みなどでも起こります。そのため、ストレスが原因と考えられる場合でも、ほかの病気を除外したうえで診断することが大切です。
︎脱毛ができた時の対処法

猫の脱毛を見つけたら、まずは患部を過剰に舐めたり、引っかいたりしないように注意しましょう。必要に応じてエリザベスカラーなどを使用します。
そして、動物病院を受診し、原因を調べることが大切です。視診や皮膚検査で原因が分かることもあれば、血液検査などで内科的な異常を調べる場合もあります。
また、治療の経過を確認できるように、脱毛部位の写真を撮っておくとよいでしょう。
︎まとめ

猫の脱毛には、アレルギーや低温やけど、真菌や細菌の感染、ホルモンの病気、ストレスなど、さまざまな原因があります。原因によって症状や治療法が異なり、見た目だけでは判断できないことも少なくありません。
特に、ストレスによる脱毛だと思っていても、実際には皮膚の病気が隠れている可能性があります。脱毛を見つけた際は、自己判断せず、動物病院で原因を調べてもらうことが大切です。
また、日頃から皮膚や被毛の状態を観察し、異常に早く気づけるようにしましょう。