手術を受けたLarry

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英国首相官邸「ダウニング街10番地」の首席ネズミ捕獲猫Larryが、権力の回廊に戻ってきました。
Larry(19歳)は最近、キャリーに入れられて運び出される姿が目撃されており、人々はその健康状態を心配していました。のちに嚢胞(のうほう)が体にできたため動物病院に救急搬送され、切除手術を受けたことがわかっています。軽度の手術で、経過は順調とのことです。
Larryは官邸に戻って元気に動き回ってはいるものの、胴体には大きな傷跡があり、毛の一部が手術のため剃られています。
関係者は「元気にしており、すでに建物内をあちこち歩き回っています。体調はずいぶんよくなっていますが、無理をせず慎重に過ごしています。すばらしい治療をしてくださった獣医師のみなさまに感謝しています」と話しています。
15年間勤務を続ける人気猫

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Larryは、デービッド・キャメロンから現職のアンディ・バーナムに至るまで、歴代7人の首相に愛されて長く活躍してきました。この猫はBattersea Dogs & Cats Home(動物保護施設)から引き取られ、2011年2月15日にダウニング街へとやって来た元保護猫です。歴代のどの「ネズミ捕り役」よりも多くの首相に仕えています。
Larryの存在に配慮して、就任時に愛犬を官邸に連れて行かないことを決めたバーナム現首相は、マンチェスターに新しく開設した「No.10 North」(北の拠点)に、別のネズミ捕り役の保護猫を迎え入れることを検討しているといわれています。RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)が、その役割を担うための候補猫を何匹か提案しているようです。Larryのように活躍できるといいですね。
世界中にファンをもつ官邸猫

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2011年にLarryが初めてその職に就いたとき、首相官邸という新しい環境を探索するこの猫の好奇心旺盛な姿が報じられました。報道陣やテレビカメラに囲まれ、Larryにとってはさぞ神経をすり減らす、戸惑う体験だったことでしょう。多くの猫ならその場から逃げ出していたかもしれませんが、彼は落ち着きを保ち、それほど動揺している様子は見せませんでした。
それでも1人の女性記者が「独占インタビュー」をしようとLarryを抱き上げた際、逃れようとして彼女を引っ掻いてしまいましたが。
それ以来、長きにわたってLarryの人気は高まるばかりです。SNSなどを通じて、いまも世界中に多くのファンを集めています。
なお、Larryは飼い猫や公務員猫ではなく「オフィス猫」であるため、餌代や飼育費は公費ではなく官邸職員が負担し、世話や健康管理も職員が分担して行っているということです。
人々に親しまれているLarry、今後も長く活躍を続けてほしいものですね。
出典:
・A purr-fect recovery! Larry the Downing Street cat back on patrol after fresh health scare
・Larry the cat back in No 10 after operation
・Downing Street Cats